K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

本格焼酎

『吉兆宝山』黒麹で伝統的な造りの芋焼酎。

物価の上昇が急激だ。 仕入れ価格も右肩上がり。 円安の影響もあって特にウイスキーは酷い。 困ったなぁ。 さて、今回は久々の本格芋焼酎。 造るのは鹿児島県日置市の西酒造。 創業は1845年。 「愛の職人集団になり、お客様に貢献する」ことをビジョンとする…

『大魔王』革新の蔵で造られる、黄麹仕込みの芋焼酎。

最近「ウォーキング」が日課になっている。 意識しているのは、あえて「ゆっくり歩く」こと。 そうすることで景色が変わる。 普段見過ごしているものが見える。 様々な音が聞こえ、匂いを感じ、光や風を感じる。 そんな感覚を大切にしたいのだ。 さて、今回…

『㐂六(きろく)』黒木本店のプレミアム芋焼酎。

今朝もいい天気だ。 気温は低めだが、空気が澄んで気持ちが良い。 本来ならば絶好の行楽日和である。 間もなく大型連休に突入する。 感染者の少ない観光地には多くの人が繰り出すのだろうか? 気持ちは分かるが、ここは何とかガマンして欲しい。 この状況が…

『宝山』原料芋の違いを楽しむ「蒸撰シリーズ」

新型コロナウイルス。 人類にとって大きな試練である。 そして飲食店にとっても壮絶な試練となりそうだ。 いつ終息するとも知れないウイルスだが… 飲食店(特に飲み屋)にとっては近々もうひとつの試練がやって来る。 「屋内原則禁煙」だ。 4月1日から施行さ…

『DAIYAME(だいやめ)』ライチのような芋焼酎。

2020年は変化の年になりそうだ。 体調を崩した。 お陰で、と言っては何だが、今一度、自分と向き合う機会を得た。 何が大事なのか? どうすべきなのか? そしていくつかの結論に達した。 まずは自身の働き方を見直したい。 今回は変化球?っぽい芋焼酎を。 …

『中々』黒木本店のプレミアム麦焼酎。

12月になった。 週末から忘年会も始まる。 今年はどんな年末を迎えるのだろう。 しっかり準備をして、トラブルが起きないようにしたい。 ところで先日ポストを覗くと、ある郵便物に目が止まった。 丸型のかわいい切手が貼ってある。 ほんわりとしたデザイン…

『くじらのボトル』芋焼酎の「王道」を目指して。

ようやく過去記事の修正が終わった。 それなりに大変な作業だった。 だいたいやってて面白くない。 新しい記事を書いている時のテンションとまったく違う。 まさに「作業」である。 今回は、芋焼酎「くじらのボトル」 ちょっと前に日本酒「酔鯨」の記事を書…

『吉兆 安心院蔵』黒麹仕込みの安心院蔵。

眼科に行った。 どうも眼の調子が良くない。 診察の順番を待っていると、視力検査をしているおじいちゃんが一人。 片目を隠して測るヤツだ。 その時の看護師さんとのやり取りが気になった。 「円が欠けている方を言って下さい。」 「え~と…。ナナメ!」 「……

『さつま島美人』鹿児島県を代表する芋焼酎のひとつ。

同年代の常連TK氏との会話。 私 「最近、調子どうですか?」 TK氏 「良くないね~。タキギョウにでも行こうかな。」 私 「他企業?転職ですか?」 TK氏 「?滝に打たれようかと…。」 私 「あぁ、滝行ね…。」 …。日本語って難しい…(汗) TK氏は真夏でも「芋…

『萬膳庵』霧島山中の奥深くにある小さな蔵。

8月も半ば。 消費税増税まで1ヶ月半だ。 ここまで来たら延期はないだろう、と思う。 しかし…。 前日のニューヨーク市場。 ダウ平均株価は今年最大の800ドルの下落。 世界的に経済減速への警戒感が高まっている。 「リーマンショック級の事態があれば再延期も…

『残波ブラック』"ザンクロ"の愛称で親しまれる泡盛。

通常の営業+毎年恒例の「周年イベント」 途中、設備の不具合に襲われ、その対応に奔走。 昨日は年一回の健康診断。 選挙もあったし? バタバタしているうちに季節は流れ、夏本番…。 と思いきや、今日もどんより曇り空。 今年の太陽は元気がないな。 それで…

『金峰 櫻井』原料芋の下処理に力を注ぐ蔵。

ひとりでやって来る女性は数少ない。 アラフォーC嬢はその一人。 最近、彼女の恋愛話しに巻き込まれる男性常連'sが増えている。 巻き込まれたら最後、てっぺん(0時)超えは免れない。 昨夜もふたりのおっさん常連'sが犠牲?になった。 男女の恋愛話は常に盛…

『兼八』麦チョコを彷彿させる香ばしいテイスト。

バーボン好きのT氏。 いつもは一人でやって来るが、その夜は珍しく上司の方と連れ立って来店。 その方は焼酎党らしく、好んで飲んでいたのがこちら。 一口に「麦焼酎」と言っても、そのテイストは千差万別。 スッキリ系から濃厚系、芋を凌駕するクセ者系など…

『晴耕雨読』晴れた日は畑を耕し,雨の日は読書に耽る。

常連のT氏が43歳の誕生日を迎えた。 私が店を始めたのは、T氏と同じくらいの年の頃。 まだまだイケイケだったなぁ。 懐かしく思い出しながら… 今回のお酒はこちら。 スタンダード品と、ダブルエックスの2種類を置いている。 鹿児島県、佐多宗二商店の造る芋…

『貴匠蔵 原酒』アルコール度数37度の蔵出し原酒。

ひとり飲みのお客様と言うと、9割は男性。 女性はほんの僅か。 その数少ない女性のひとりがC嬢。 昨夜もひとりでやって来て、カウンターで飲んでいた。 しばらく世間話をしていたが… この後、知り合いが来るとのこと。 「友達かな?」と思ったら、 最近でき…

『大海 紅アズマ』昔なつかしい昭和の味わい。

昭和40年、この世に生を受けて、23年間昭和を生きた。 少年時代、学生時代を過ごしたのが昭和だった。 そして社会人になって1年目。昭和が終わって平成になる。 その後30年間、平成を生きてきた。 来年、新しい年号の時代が始まる。 何もなければ25年くらい…

『伊佐美』時流に流されない、一本筋の通った芋焼酎。

自分と同年代の常連M氏。 シングル男性。その方が怒っていた。 「俺も生産性がないってことか!?」 自民党、杉田水脈議員の「LGBTは生産性が無い」発言が物議をかもしている。 どんな考えを持とうと自由だが、国会議員となればそうもいかない。 簡単に個人…

『侍士の門』サムライが飲んでいた?焼酎を復刻。

サッカー、ワールド杯もベスト8が出そろい、佳境に入ってきた。 日本代表は惜しくもベスト8入りを逃したが、世界の強豪を相手に大健闘。 それをたたえ、今回は「サムライ」にちなんだお酒を紹介しよう。 造るのは鹿児島県の大久保酒造さん。 「旧酎」 坂本龍…

『佐藤 麦』上級者向けの手強い麦焼酎。

このブログで時々登場する、常連のT氏。 (最初に来店された時の様子はこの記事に) kimama2016.hatenablog.jp 普段は「緑茶ハイ」をガブガブ飲む。 本格焼酎は基本苦手で、ギリ「麦」焼酎が飲めるらしい。 それも「いいちこ」のようなクセの少ないもの。 と…

『黒霧島』言わずと知れた人気No.1の芋焼酎。

常連のA社長。 社長なだけに?ワガママだ。 オーダーも好き放題。 先日も… 社長「〆にラーメン作ってよ」 私「ラーメン屋じゃないんですが…。」 社長 「無いの?」 私「インスタントなら。」 社長 「それでいいよ!」 私「マジっすか!?」 さて、今回はこち…

『赤兎馬 紫』紫芋を使った季節限定のプレミアム焼酎。

今日から新年度がスタート。 「春」は変化の季節。環境が変わる方も多いだろう。 また、気温が上昇して活動的になる。 生物的には「のっこみ」? 違うか…(笑) そして飲み屋は特に何も変わらない。 むしろちょっと落ち着く。 確定申告が終わり、宴会の山を…

『富乃宝山』芋焼酎のイメージを一変させた革新派。

今回はプレミアム芋焼酎として有名な「富乃宝山」 「富乃宝山」を造るのは、鹿児島県で1845年に創業した「西酒造」 「原料へのこだわり」がハンパない。 こだわりのある蔵は他にいくつもあるが、西酒造さんは、 「焼酎造りは農業の一環」とまで言い切る。 「…

『茜霧島』柑橘系のフルーティーな風味が特徴。

株価が乱高下している。 昨日はダウの下落を受けて、東京でも1,000円を超える値下がり。 今日はダウが500ドル以上反発。半分戻した!? 東京も先ほど始まって、すでに600円の値上がり。半分以上戻す?? さて、今後の行方は? 個人的な印象は…(中長期的) …

『八幡』「かめしこみ」にこだわる手造り芋焼酎。

常連のC嬢。 どんなお酒でもOKのツワモノ?だが、今日の肴は「いぶりがっこ」。 ならば焼酎か?日本酒か? オーダーは「おすすめの芋ロック」 う~ん、シブい! ならばこちらもシブい焼酎で行こう。 芋焼酎「八幡」である。 ところで、女性が「芋ロック」を…

『たちばな』手造りにこだわる黒木本店の芋焼酎。

今回は芋焼酎「たちばな」。 「きろく」「中々」「百年の孤独」「爆弾ハナタレ」などなど…。 プレミアム焼酎を多く造っている「黒木本店」のレギュラー芋焼酎。 自社栽培の黄金千貫を、収穫したその日に仕込む。 昔ながらの甕を使って丁寧に造られる。 常圧…

『三岳』世界自然遺産の屋久島で造られる本格芋焼酎。

昨夜はハロウィン。 渋谷は若者で盛り上がったのだろう。 さて、今日は本格芋焼酎の「三岳」を。 久しぶりに来店した「笑うセールスマン」風の人がオーダー。 (ハロウィンの仮装ではない) 日本で初めてユネスコの世界自然遺産に登録された「屋久島」で造ら…

『川越』朝堀りの芋にこだわる、希少な手造り芋焼酎。

本格焼酎の記事が続く。 宮崎県にある「川越酒造場」 杜氏は19代目と、江戸時代末期から続く老舗の蔵。 家族経営の小さな蔵で、生産量も少なく希少なお酒だ。 蔵では芋の鮮度にこだわる。 加工する当日の朝に掘った「朝堀り」の芋だけを使用。 使う芋は、宮…

『田倉』地元産の原料と湧水にこだわる手造り芋焼酎。

鹿児島県にある高良酒造の造る芋焼酎。 この蔵の銘柄としては「八幡」の方が有名か。 kimama2016.hatenablog.jp 厳選された新鮮な「有機栽培」の芋と、米麹も「有機栽培の合鴨米」を使用。 蔵の裏手にある飯倉山から湧き出る清水を、仕込み水や割り水に使っ…

『赤兎馬』三国志に登場する名馬から命名。

前回に続き、本格焼酎。 ボトル以外では一番注文の多い銘柄。 これもラベルの印象が強い。 黒地に赤文字。躍動感のある字体。余計な文字も絵も一切無し。 前回の記事で「蒸留方法」について書いた。 この赤兎馬は原料の風味がしっかり残る「常圧蒸留」 (そ…

『特蒸 泰明』常圧蒸留でしっかりした味わいの麦焼酎。

昨日、知人のBARマスターが飲みに来た。 ビール党だが、一杯だけ「おいしい麦焼酎」とのオーダー。 そしてセレクトしたのがこちら。 「特蒸泰明」(とくじょう たいめい) 和紙の質感に、力強い筆文字 のラベルがカッコイイ。 「泰明」には、「特蒸泰明」と…