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K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。ときどき料理。

熟成酒の底力!福井『梵 ときしらず』

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『梵 ときしらず  純米吟醸

売り切れそうな日本酒がありますので、忘れないうちに紹介しておきます。

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スペックですが、精米歩合は麹米50%、掛米55%、火入れの純米吟醸で、日本酒度、酸度は非公開となっています。ラベルに「長期氷温熟成」「特別熟成酒」と書いてある通り、5度の低温で5年間熟成されたお酒です。

名前の由来は、「時不知」という貴重な鮭の名前からとっていて、「飲んでいると時を忘れるくらい美味しい」ことから命名されたそうです。

さて、残り僅かですが、テイスティングしてみます。

まず「冷」で。香りはあまり感じられず、味も酸を強めに感じますので、すっきり飲めるのですが、旨味や深みが感じられない。おそらく料理と合わせたときに、その良さをお互いに引き出すタイプのお酒かと思われます。(残念ながらテイスティングなので、そこまではできませんでした)その後、「常温」まで戻してみました。先ほどよりは味に深みが出て、旨みも感じられますがまだ弱い。これはちょっと温めたほうがいいかも。そこで「ぬる燗」にしてみました。すると全体にまろやかさが増し、スッキリながらも、しっかりと旨みを感じられ、隠れていた高いポテンシャルがようやく顔を見せた印象です。これで料理と合わせれば、と思いますが、申し訳ございませんがテイスティングはここまでです。(これ以上飲むと、売り切れになってしまうので…)

「生酒」に偏り気味の最近の傾向の中で、温度による味の変化を感じられ、日本酒の奥深さを再認識させられた一品でした。 


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