昨夜のこと。
帰り際に「眼鏡が無い」と言う男性。
みんなで探し回った結果…
よくあるオチ。
飲みすぎは良くないねぇ~。
その方が飲んだ中からこちら。
バーボンとは、極々簡単に言うと
「主に米国のケンタッキー州で作られる、コーンを主原料としたウイスキー」
法律で細かく縛りがかけられている。
スコッチと比較すると…
- 原材料の違い(ピート含む)
- 熟成の違い
- 環境の違い
違いを捉えると、特性や輪郭が描きやすい。
お客様に説明するときも、そのあたりを意識している。
もっとざっくりとした印象は、
スコッチは英国の紳士・淑女の上品で洗練されたイメージ。
バーボンは米国の荒野、カウボーイや西部劇の荒々しいイメージ。
あくまで個人のイメージだが…。
「環境の違い」について、少々。
英国は島国で、山も海もある。
渓谷もあれば草原もある。
標高の差も様々。
小さい島々もたくさんある。
そんな環境の中で作られているので…
蒸留所による味の幅がとても広い。
一方のバーボンは、主に米国内陸のケンタッキー州で作られる。
環境の違いがなく法律の縛りもきつい。
そのため、ブランドによる味の違いがスコッチほど大きくない。
もちろん蒸留所の個性はあるが…
スコッチに比べれば味の幅は狭い。
・・・・・
今回はフォア・ローゼズの上級品。
価格は少々張るが断然おいしくなる。
荒々しいイメージとは裏腹に…
バーボンの中ではかなり優しい、まろやかで刺激の少ない味わい。
多くの人に支持される理由だ。
左が現行品。
こう見ると、現行品のほうが、洗練されてスタイリッシュな感じだ。
「黒」のラベルに「赤」の薔薇。
画になるなぁ~。
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