K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。ときどき料理。

地元産へのこだわり。「みむろ杉 夢ろまんシリーズ」

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奈良『みむろ杉  純米吟醸  露葉風  中汲み

 

先日、常連のA男さん(30代後半)が来店されました。

彼は洋楽が好きで、特に「ビートルズ」を溺愛しています。先日のポールマッカートニーの来日コンサートも、武道館と東京ドーム×2回の計3回、見に行ったそうです。お店に来られた時には、BGMに「ビートルズのベスト」を流します。

 

そんなA男さん、だいたいグラスビール×1、焼酎(水割り)×2、日本酒(100ml)×2、おつまみ×2、くらいの注文です。そして日本酒のセレクトは、いつも「残り少ないものを」とのオーダーです。

 

そして、今回飲まれたのがこちら。

「みむろ杉 純米吟醸 露葉風 中汲み」


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精米歩合60%、アルコール度16度、純米吟醸の無濾過生原酒です。


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裏ラベルには「三輪を飲む」のコピー。

 

「露葉風」奈良県唯一の酒造好適米。仕込み水は三輪山の伏流水」

地元産にこだわったお酒ですね。

 そして、搾りの中で最も味と香りのバランスが良い「中汲み」と言われる部分だけを瓶詰しています。

 

 

飲んで見ますと・・・「濃いな~」という第一印象。無濾過生原酒らしく濃厚ですね。そして甘みも強く感じます。吟香は弱めです。でも嫌な後味が残ることはありません。

 

ただこれからの季節は、こういったタイプのお酒は敬遠されそうですね。「冷」で出しているので、最初のうちは酒質の重さをあまり感じずに飲めるのですが、お酒の温度が上昇して常温に戻ってくると飲みづらくなってくる(無濾過原酒全般的にですが)。冬場メインのアイテムと考えて良いのでしょう。

 

あと個人的にですが、こういったタイプのお酒は「料理と合わせる」というよりは、「お酒だけで味わいたい」と思います。お酒の味が「濃い」ので、「料理を引き立てる」という役割ではない気がします。しいて言うなら「おいしい水」で口の中をフレッシュにしながら、体内のアルコール濃度を薄めながら、お酒をしっかり味わいたい。そんな飲み方がしっくり来るお酒だと思うのです。