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FILE 50
芋焼酎『阿久根2017』新酒無濾過
お酒と健康について。
人にとってお酒は欠かせないものだと思います。
ただし、飲みすぎると身体にダメージがあります。
なるべくなら、影響の少ない範囲で楽しみたい。
そうは言っても人間だもの、なかなか制御するのは難しい。
お客様から注文が来れば、お出しします。
身体にダメージがあったとしても、注文があれば作ります。
作るのを拒否するなんてことはありません。が、お客様には、健康的に飲んで欲しいと願ってやみません。
そんなお酒の中でも、比較的健康に良い(ダメージが少ない)とされているのが、芋、麦などの「本格焼酎」です。
もちろん、飲み過ぎれば、どんなお酒でもダメージは残りますが。
日本酒党の常連さんが最近健康のために、「本格焼酎」へシフトしています。
昨夜、来店されて飲まれたのがこちら。
芋焼酎「阿久根2017」新酒無濾過
5000本限定で、シリアルナンバーが付いています。
新酒の時期に紹介すればよかったのですが、残り僅かになったので、今回、切りの良いFILE50で紹介します。
この焼酎は「現代の名工」黒瀬安光杜氏が、新しい「S型麹」という扱いづらい麹菌を使って造った焼酎です。
テイスティングして見ます。
ここはストレートで味わいます。口に含むと、優しい芋の香り、滑らかな舌触りで、無濾過とは思えない、柔らかい印象を受けました。
これは3か月の熟成と、低温冷却で雑味となる浮遊物を取り除いた効果でしょうか。
テイスティングなのでストレートで味わいましたが、健康を考えると、お湯割りがベストでしょう。
お酒をしっかり味わうためには、冷やしすぎない方が良いので、水で割るなら氷なしがおすすめ。ロックだと少々冷えすぎる難があります。
今後とも、健康に配慮しながら、お酒を楽しみたいものです。