K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。ときどき料理。

『ベルモット』カクテルには欠かせない「フレーバードワイン」。お好みはフレンチ? イタリアン?

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『Vermut,Vermouth

 

前回、「マティーニ」について書きましたので、今回はその材料の「ベルモット」について書きたいと思います。

 

 

ベルモット」とはどんなお酒か?

 

白ワインをベースに「ニガヨモギ」などの香草やスパイスを配合して造られるフレーバードワインです。

ワインの一種ですので、食前などにそのまま飲むこともあるでしょうが、やはりカクテルに使われることが多いお酒ですね。

 

フランス生まれで辛口の「ドライベルモットと、

イタリア生まれで甘口の「スイートベルモットがあります。

 

ブランドとしては、イタリアの「チンザノ」「マルティーニ」

フランスの「ノイリープラット」などが有名。

 

ウチの店では、「ノイリープラット」を使っています。

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ベルモット」を使うカクテルは?

 

ドライベルモットを使うカクテルとしては、前出の「マティーニ」が最も有名。

その他、シェリー酒とあわせる「バンブー」、

ウイスキーベースの「オールドパル」などが知られています。

 

 

スイートベルモットを使うカクテルは、何といっても「マンハッタン」でしょう。

ウイスキーやブランデーとの相性が良く、他にも多くのカクテルがあります。

 

ベルモットが主となるカクテルは、「ベルモットカシス」「ベルモットキュラソー」。

ドライとスイートを合わせてロックスタイルで飲むベルモット ハーフ&ハーフ」など。

 

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お店での「ベルモット」は…。

 

ベルモットは製造過程でスピリッツを加えることにより、アルコール度数を15~18度ほどに高めています。

ただ、醸造過程でアルコール(酒精)を添加することでアルコール度数を高めた、いわゆる酒精強化ワイン(フォーティファイド・ワイン)とは異なります

こちらはシェリー酒やポートワインなどが知られていますね。

 

度数を高めたとは言え、20度以下。

普通のワインのように、グラスやデキャンタで出るわけではないので、正直なかなか減りません

となると気を使うのが、品質。特にこの季節は劣化しますので、注意が必要です。

 

・・・・・

 

カクテル作りでは多く使われるのですが、一般にはあまり知られていないようです。

香草やスパイスで香味を付けていますので「クセがある」と感じる方も多いと思われます。

 

ウチの店でもなかなか減らないので「おすすめのメニュー」を作っています。

 

前出の「ハーフ&ハーフ」だとやや甘すぎるので、ドライ7:3スイートにアレンジ。

甘すぎず、辛すぎず、アルコール度数16~17度でロックスタイル。

 

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食前酒、食中酒として、真夏でも美味しく飲めると思いますよ。

 

それでも残ってしまう時は、もちろん自分で頂きます(笑)

 

 

 本日もお読み頂き、ありがとうございます。