先日マティーニの記事を書いたので、今回はその材料の「Vermouth(ベルモット)」。
白ワインに「ニガヨモギ」などの香草やスパイスを配合して造られる。
「フレーバードワイン」と呼ばれ、カクテルに使われることが多い。
「ドライベルモット」は、フランス生まれで辛口。
「スイートベルモット」は、イタリア生まれで甘口。
ブランドは…
イタリアの「チンザノ」「マルティニ」
フランスの「ノイリープラット」(こちらを使っている)などが有名。
ベルモットを使うカクテルの一例。
- マティーニ
- バンブー
- マンハッタン
- ロブ・ロイ
…など多数。
お店での扱いはと言うと…
ベルモットは製造過程でスピリッツを加え、度数を15~18度に高める。
しかし、アルコール(酒精)を添加する酒精強化ワインとは違う。
こちらはシェリー酒やポートワインなどが有名だ。
度数を高めたとは言え20%以下。
となると気を使うのがその品質。
特に夏場は注意が必要である。
ところがカクテルにちょっとだけ使うことが多いベルモット。
普通のワインと違って、なかなか減らない。
そんなベルモットだが…
店的には何とか売りたい。
そこでアレンジレシピを考えた。
「ハーフ&ハーフ」だと甘すぎるので【ドライ 7 : 3 スイート】にアレンジ。
甘すぎず、辛すぎず、アルコール度数16~17度でロックスタイル。
食前酒、食中酒として、真夏でも美味しい。
これならイケる。
どんどん売れて、品質の心配など杞憂に終わる…
と良いのだが…。
果たして?
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