K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『フレンチコネクション』甘美なデザートカクテル。

昨日黒革の手帖の再放送を見た。

クラブ「カルネ」での1シーン。

原口元子(武井咲)と安島(江口洋介)が酒を飲む。

その酒がボトルの形状からディサローノ アマレットに見えた。

また銀座の高級クラブと言えば ブランデーがよく似合う。

 

そこで今回はその両方を使った

「フレンチコネクション」を。

f:id:kimama2016:20210108214356j:plain

ジーン・ハックマン主演の映画から名付けられたカクテル。

ナイトキャップとしてよく飲まれる。

 

【スタンダードな処方】

  • Brandy     45ml
  • Amaretto     15ml

ステアして、ロックスタイルで。

f:id:kimama2016:20210108214447j:plain

甘みが強い。

アマレット独特のクセも残る。

ネットでは「甘くて飲みやすい、美味しい」との記述が多いが…

このカクテルは、決して飲みやすいカクテルではない。

レモンかライムで甘みを切りたい。

 

また、ナイトキャップならば…

ブランデーそのままの方がいい?

それを言っては身も蓋もないが…。

 

ちなみに、ブランデーをウイスキーに変えるとゴッドファーザーになる。

kimama2016.hatenablog.jp

腰の強いバーボンあればアマレットのクセに負けない。

むしろその荒々しさをアマレットの甘みが包み込むだろう。

 

ブランデーでは少々ひ弱な印象だ。

上品なフレンチが粗野なイタリアン(失礼)に圧倒されてるようだ。

f:id:kimama2016:20210108214513j:plain

余談だが…

カルネでは「ディサローノ アマレット」をどう飲んでいたのか?

まさかロックでとは思わないが、他のボトルは見えなかった。

いずれにしても、銀座の高級クラブには不釣合いだ。

ちょっと残念…。