今回はオリンピックというカクテル。
1900年パリ五輪を記念して作られた。
東京五輪もあるし…
オーダーが増えるかも、ね。
【スタンダードな処方】
- Brandy 20ml
- Orange Curacao 20ml
- Orange Juice 20ml
シェークしてカクテルグラスに注ぐ。
ブランデーとオレンジは相性抜群。
使うのはこちら。
ブランデーは
「クルボアジェ VSOP ルージュ」
Curacao(キュラソー)とは…
オレンジの果皮で風味を付けた、甘みと香りの強いリキュール。
製菓用にも使われている。
オレンジの香りと風味が広がる。
ジューシーだが、やはり甘さは強い。
また、各材料が同じ比率なので、ベースのブランデーがぼやける。
甘めでクセがなく、柑橘系の爽やかな風味もあって美味しい。
ただ…ちょっと物足りないかな。
私のイメージでは、もう少しドライ(辛口)に振りたいところ。
そしてブランデー感を残したい。
Brandy 2 : Curacao 1 : Orange 1 は?
もっとドライなら、4 : 1 : 1 もあり?
でもそれよりは…
スピリッツ 3 : 1 果汁のパターンで
- Brandy 45ml
- Orange Juice 15ml
- Orange Curacao 1tsp
がベストな気がする。
もはやオリンピックとは呼べないが。
・・・・・
スタンダードを基本にしつつも、アレンジできるのがカクテルのいいところ。
プロのバーテンダーは好みに合わせて配合を微調整しているらしい。
まぁ、そこまでは無理でも…
居酒屋ではあり得ないようなカクテルを作りたいのである。
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