K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『オリンピック』オレンジ香る芳醇な味わい。

今回はオリンピックというカクテル。

1900年パリ五輪を記念して作られた。

 東京五輪もあるし…

オーダーが増えるかも、ね。

 

【スタンダードな処方】

  • Brandy     20ml
  • Orange Curacao     20ml
  • Orange Juice     20ml

シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

 

ブランデーとオレンジは相性抜群。

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使うのはこちら。

ブランデーは

「クルボアジェ VSOP ルージュ」

キュラソーは「グランマルニエ

kimama2016.hatenablog.jp

Curacao(キュラソー)とは…

オレンジの果皮で風味を付けた、甘みと香りの強いリキュール。

グランマルニエ」はオレンジキュラソーの代表銘柄。

製菓用にも使われている。

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オレンジの香りと風味が広がる。

ジューシーだが、やはり甘さは強い。

また、各材料が同じ比率なので、ベースのブランデーがぼやける。

 

甘めでクセがなく、柑橘系の爽やかな風味もあって美味しい。

ただ…ちょっと物足りないかな。

 

私のイメージでは、もう少しドライ(辛口)に振りたいところ。

そしてブランデー感を残したい。

 

Brandy 2 : Curacao 1 : Orange 1 は?

もっとドライなら、4 : 1 : 1  もあり?

 

でもそれよりは…

スピリッツ 3 : 1 果汁のパターンで

  • Brandy     45ml
  • Orange Juice     15ml
  • Orange Curacao     1tsp

がベストな気がする。

もはやオリンピックとは呼べないが。

 

・・・・・

 

スタンダードを基本にしつつも、アレンジできるのがカクテルのいいところ。

プロのバーテンダーは好みに合わせて配合を微調整しているらしい。

 

まぁ、そこまでは無理でも…

居酒屋ではあり得ないようなカクテルを作りたいのである。