この酒ブログ。
当初は「シングルモルト」をメインにするつもりだった。
しかし気が付けば「日本酒」の記事が多数を占めることに…。
シングルモルトはだいぶ影が薄くなってしまった(汗)
紹介するお酒はランダムだが、オーダーがあった時になるべく記事にしている。
それだけモルトは出ないってこと。
まだまだ努力不足…。
そんな中、昨夜は久しぶりに注文が来た。
アラサー女性からのオーダー。
聞いてみると、その方…
普段ウイスキーはほとんど飲まず、シングルモルトに至っては全く初めてとのこと。
果たしてお口に合うかどうか…。
ダルウィニー蒸留所は、スコットランドのハイランド地方にある。
最も標高の高い蒸留所のひとつで、政府の気象観測所も兼ねる。
「Dalwhinnie」とはゲール語で「落ち合う場所」「集会所」という意味。
その昔、牛追いたちが旅立つ前に、群れをここに集めたと言われている。
ストレートで。
以前飲んだ時の印象は、爽やかで軽く、クリーンな酒質というものだった。
今回飲んで見て、少し印象が変わった。
思ったよりしっかりしたボディ。
草っぽい感じ、土っぽい感じがある。
とんがった個性は無く、全体的にまとまっている。
ただ、加水するとイメージが一変。
クセが消えてフルーティさが増し、その後ろから紅茶様の風味が顔を出す。
酒質もライトになり、クリアで飲みやすい印象に変化した。
好みもあるが、加水した方がこのお酒の良さが引き出されるようだ。
・・・・・
今回シングルモルトに初挑戦したお客様。
最初は恐る恐る口にしていたが、どうやらご満足頂けた様子。
こうやって少しずつでもウイスキーファンが増えてくれればうれしい限りである。
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