K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。ときどき料理。

『グレンモーレンジ オリジナル10年』柑橘系の香りが特徴的なモルトウイスキー。

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『GREN MORANGIE ORIGINAL 10

 

先日、知り合いの30代半ばの女性が、久しぶりに来店されました。

その方は「ぎんなんを肴に芋ロック」的な感じでひとり飲みをする、シブい女性です。

今日も芋かな?と思っていたら、「ウイスキーが飲みたい」とのこと。

「あまりクセが無いものを」という注文なので、バーボンよりはスコッチかな。

スペイサイドかハイランドのフルーティなものが良いだろうと考えました。

 

そして選んだのがこちら。 

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グレンモーレンジとは?

北ハイランドにある蒸留所。

グレンモーレンジ」とはゲール語で「静寂の峡谷」という意味。

「ORANGE(オレンジ)」と読めなくもないが、関係ないです。

ビール工場を改装して作られた蒸留所で、スコットランドで最も背の高いポットスティル(単式蒸留器)で蒸留します。

 

仕込み水は「ターロギ―の泉」の水。

スコッチ造りには軟水が適するのですが、この水は硬度190度の硬水。

カルシウム含有量は一般の軟水の10倍。

発酵環境で酵母にプラスに働くらしいです。

 

テイスティングして見ます。

突出した個性が少なく、バランスが良いです。

繊細でデリケート。

 

フルーティな香りと、微かに紅茶のようなニュアンス。

蜂蜜のような甘みと香りが感じられます。

そしてオレンジを思わせる柑橘系の余韻。

 

どれもじっくりと探しながら飲んで、ようやく感じられるような微かな風味。

さらっと飲んでしまうと気付けないでしょうね。

 

・・・・・

 

ウイスキー(特にシングルモルト)は、ゆっくりと時間をかけて、五感をフルに稼働させてじっくり味わいたいものです。

そういう意味では、シングルモルトは「酔っぱらうためのお酒」ではないのでしょうね。

会話をしながら楽しむお酒や、食事と共に飲むお酒でもない。

 

例えるなら…、 

食後に高級スイーツをひとくち頂く。そんなイメージでしょうか?

…違うかな~。

 

ただ、お酒の楽しみ方は人それぞれ。

どのように飲んでもOKですが、お酒を冒涜するような飲み方はやめましょうね。

 

 

ビール瓶で殴るとか…、論外ですね。 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。