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シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『黒龍(福井)』「石田屋」の屋号を持つ黒龍の定番。

Yahoo!ニュースを見ていたらこんな記事が。

withnews.jp

一杯目のお酒として、ビールが減って、ハイボールが増えている。

また、癖のない焼酎や、本物指向の日本酒、ワインが伸びているとのこと。

データを提示して検証している。

お店での感覚も、概ね近いものがある。 

・・・・・ 

さて、今回紹介するのはこちらの日本酒。

黒龍  いっちょらい」

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基本は「純米」のお酒を置いているが、時にアル添の「吟醸酒」も入れたりする。

造るのは、福井県永平寺町にある黒龍酒造

使用米は、福井県産の「五百万石」

精米55%。

日本酒度+5、酸度1.1 の吟醸酒

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「いっちょらい」とは?

福井県の言葉で「自分にとって一番いいもの」(=一張羅)という意味。

 

試飲してみる。

五百万石らしく、スッキリした飲み口。

クリアでさっぱり。とても飲みやすい。

香りはほのか。吟香が強すぎるのは好まないが、これはOK。

料理にも合わせやすく、幅広く好まれるタイプのお酒である。

 

個人的には…

美味しいのだが、ちょっと物足りない。

俗にいう「端麗辛口」の真逆にある「濃厚旨口」のようなお酒が好みだ。

あくまで個人的な嗜好だが…。

 

・・・・・

 

1804年に創業した黒龍酒造。

初代蔵元、石田屋二左衛門以来、手造りの日本酒を追求してきた。

その「石田屋」の屋号を持つ酒蔵だ。

 

仕込み水には、白山山系九頭竜川」の伏流水を使用。

九頭竜川」の古名が「黒龍川」

そこから名付けられている。

 

以前紹介した「日高見」も確かそんな感じで名付けられていた。

kimama2016.hatenablog.jp

 

…なのだが「黒龍」という名前を聞くと…

 

「真紅目の黒竜」を思い出してしまう。

ついでに「青い眼」のヤツとかも連想したり…。

私だけだろうか?