新しい年が始まった。
平成になって30年目の年。
思えば平成の始まりは社会人1年目の1月。(年度は昭和63年度)
地元の食品スーパーに就職して「おせち料理」を扱う部門に配属。
右も左も分からない中、初の年末商戦を終えて一息ついていた頃だった。
あれからもう30年か。
まさか自分が飲み屋のマスターになってるとは(笑)
まさに人生いろいろ。
・・・・・
さて、その飲み屋だが、例年通り3日から営業している。
なんだかまだフワフワして落ち着かない。
3連休明けの来週火曜日からは、ようやく平常に戻るのだろう。
それと一緒に、早く野菜の値段も戻ってほしい。
特に葉物。レタス、ほうれん草、キャベツ…。困ったものだ。
もやしとキノコ類は安くて助かるが…。
豆苗も素敵。再収穫もできるし。
気象変動が激しい昨今、野菜は「工場」で作る時代なのかも知れない。
失礼、余談が長くなった。
南北に流れる「祇園川」は、全国でも有数の「ホタル」の名所。
きれいな水でしか育たないホタルが生息する祇園川。
「七田」はそんな名水で仕込まれる。
原料米は、麹米に山田錦。掛米に佐賀の華。どちらも55%に精米。
火入れの純米吟醸酒。
ほどよい吟醸香。
果実感があり、ジューシーで旨みたっぷり。
日本酒度は+2くらいのようだ。
そして濃厚旨口のテイストでありながら、後味の切れ方は見事!
粉雪のように消え去っていく。
スパッと切れる、と言うよりは、フワッと消えていく感じ。
気が付いたら居なくなってるというような印象。
濃厚でありながらこの後味。
今までに味わったことのない感覚だった。
さて、今年はどんなお酒に出会えるのか?
まだまだ楽しみは尽きない。
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