K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『ライ・ウイスキー』ライ麦が主原料の優しい味わい。

今回は久しぶりにウイスキー

「銘柄を指定してハイボールを注文する」

最近そんな人が増えてきた。

意外と女性に多い気がする。

 

ある日のこと。

不思議と「銘柄指定」のオーダーが被ったのがこちら。

「ジムビーム  ライ」(※旧ボトル)

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残り少なかったが、滅多に出ないので追加発注はせず。

ところが予想外にオーダーが被ったため売り切れに…。

 

そこでお勧めしたのが、もう一本のライ・ウイスキー

「オールド・オーヴァーホルト」

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BARではウイスキーベースのカクテルによく使われる銘柄。

ある店で「マンハッタン」を注文した時に初めて出会った。

その後、いろいろな所でこのお酒を目にすることになる。

 

【ライ・ウイスキーとは?】

ライ麦を主にして作られるウイスキー

「ストレート・ライ・ウイスキー」と称すには…

  • 原料の51%以上ライ麦
  • 度数40以上80以下で蒸留
  • 内側を焦がしたホワイトオークの新樽で2年以上熟成しなければならない。

ちなみに「バーボン」は、原料の51%以上が「トウモロコシ」だ。

 

試飲してみる。

僅か一口残っていたものでチェック。

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草っぽい?香りが立つ。

「オールド」は深くしっとりした香り。

 「ジム」はドライで乾いた香り。

 

口当たりは、優しく滑らか。

ほのかに甘みが感じられ、荒々しさは無い。

鼻から抜ける香りも穏やか。

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「オールド」のほうが、しっとりとして深みを感じる味わい。

「ジム」はドライでスッキリした印象。

 

どちらもバーボンに比べると刺激が少なく、優しい味わいである。

シーンを選ばず、活躍できそうだ。

 

・・・・・

 

同じ「ハイボール」でも、いろいろな銘柄で楽しんでもらえると嬉しい。

その中で自分の好みを見つけてもらえたら更に嬉しい。

「色々なお酒を揃えていてよかった」と思う瞬間である。

 

※こちらが現行品。