今回は店の片隅にひっそりと置いてあるブランデーを。
かなり前に入手したお酒で、メニューには載せていない。
ブランデーをざっくり言うと「ブドウを原料にした蒸留酒」
産地は主にフランス。
「コニャック」はフランスのコニャック地方で造られるブランデーの総称。
イメージは…
- 富裕層が飲む。
- 中高年の方が好む。
- 高級クラブで飲む。
- 昭和レトロな雰囲気がある。
- 石原裕次郎が飲む。
- 巨大なブランデーグラスで飲む…。
そんなイメージがあるのは私だけではないだろう。
あと、どうもフランス貴族の傲慢な香りがする(失礼)
「ナポレオン」だから。
「ルイ13世」なんていうのもある。
・・・・・
とても甘い香り。上品ないい香り。
メープル?いや、カラメルか?
糖や蜜を思わせる甘い香り。
口に含むと…
しっとりした深い甘み。熟した果実の甘み。
思ったよりも芯が強く、厚みのあるボディ。
なかなかに旨い…。
ナイトキャップにチビチビやるには最適だ。
・・・・・
せっかくなので、ブランデーをベースにしたカクテルを。
ブランデーサワー
- ブランデー 45ml
- レモン果汁 20ml
- 砂糖 1tsp
シェークしてカクテルグラスに注ぐ。
(ピンに刺したマラスキーノチェリーを飾る)
「〇〇サワー」は、酸味を効かせたショートカクテル。
ブランデーのいい香りが活きている。
酸味を強く感じた後、ブランデーの風味と甘みが広がる。
ただ…。
それぞれの素材がうまく融合していない。
お互いが自己主張して味がバラつく。
私の技術が未熟なせいか?
それとも、ブランデーの質の問題か?
このクラスのブランデーは、カクテルには合わないのかも。
VS規格くらいがちょうどいいのかも知れない。
このお酒のポテンシャルを発揮させるには…
「そのまま飲む」のが一番だろう。
寝る前にチビチビ…、がおすすめだ。
※XO規格のオタール現行品。
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