初夏の陽気になっている。
つい先日まで「この冬はなんて寒いんだろう…」と嘆いていたのが嘘のよう。
ますます日本は「二季」に近づいている気がする。
「夏」と「冬」しか無かったら…
住みづらいだろうな~。
まさか…
「雨季」と「乾季」だったりして(苦笑)
さて、今回はこの季節にキリッと冷やして、ワイン風に飲みたい日本酒を。
2013年7月の豪雨で大きな被害を受けた。
その災害から復旧し、新たな歩みを始めた「一歩」のシリーズ。
酒米の種類を変えて、何パターンか造られている。
今回紹介するのは…
「山田錦」と「金紋錦」の交配により生まれた「山酒4号」を使ったもの。
麹米は40%精米の山田錦。
掛米は酒母も含め、全て山酒4号を使用。
精米歩合50%。
アルコール度数は16%。
これはもう白ワインである。
甘口の白ワイン。
普通にブドウの味と香りと余韻がある。
過去にワインっぼい日本酒にはいくつか出会ったが、これは最強だ。
ワイングラスで出されたらまず日本酒だとは思わないだろう。
米だけでこんな味が出せるとは…。
よって日本酒としての評価は分かれるかも。
個人的には、塩味の強いチーズなんかを合わせたいところ。
・・・・・
これからの季節「日本酒の注文」は減ってくるだろう。
「食材の管理」も大変になる。
「電気代」は高騰する。
「G」の侵入を防ぐのに神経を削る。
「雑草」とのバトルも始まる。
そう考えると…
「乾季」の方が、まだマシなのかなぁ~?
ついこの間まで、
「早く暖かくなれ~」と思っていたのだが…。