K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。ときどき料理。

『アイル・オブ・ジュラ』「鹿の島」で造られるシングルモルト。今回は「迷信」??

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『JURA super stition』

 

先週は冷蔵庫の搬入などで、バタバタの一週間でした。 

気か付けば関東地方も梅雨入り。

近年は空梅雨が多かった印象ですが、今年はどうなることでしょう。

 

さて今日は、前回に続き「島モノ」のモルトを紹介します。

前回の記事で、アランモルトとの色の違いを比較した

アイル・オブ・ジュラです。 

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「ジュラ島」とは?

アイラ島の北東部にある細長い島です。

大きさはアイラ島とほぼ同じだが、人口は少なく160人!程度らしい。

その代わり?野生の「アカシカ(鹿)」が 5,000頭!も生息しているとのこと。

なんか…、すごい所ですね~。

 

こんな感じでしょうか?

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ちなみに「ジュラ島」は、バイキングの言葉で「鹿の島」を意味します。

また、作家のジョージ・オーウェルが、この島で「1984年」を執筆したそうです。

 

どんなお酒か?

ジュラ蒸留所は1810年に「スモールアイル蒸留所」の名で創業。

1905年に「ホワイト&マッカイ」グループが買収しました。

ノンピートとヘビーピートの2種類の麦芽を使用し、タイプの違うシングルモルトを造っています。

 

今回紹介するのは「スーパースティション(迷信)と名付けられた1本。

ヘビーピートの若い原酒と、ライトピートの熟成原酒をヴァッティングしたあと、シェリー樽で後熟したウイスキー

 

その迷信とは…。

「4月にピートを切り出すと、不吉なことが起きる」というもの。

今でも守られているそうです。

 

 

テイスティングして見ます。

褐色が濃く、独特の熟成香が強いですね。

オールドパー」っぽい??

口に含むと、甘さよりは辛さを感じますが、慣れて来ると、穏やかな甘みも…。

 

奥の方に熟成感が残ります。

そして鼻腔に抜けるスモーキー香。

 

加水すると、独特の熟成香は薄れていき、

ややフルーティーな味と香りが顔を出して…、

とても穏やかな味になる。

 

加水の有無で表情が大きく変わるお酒です。

どちらがいいかは好みですが、変化は楽しめますね。

 

店にある「島モノ」3兄弟!? 

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余談ですが…。 

ラベルに刻まれているのは、

不滅の神の力が宿ると言われるエジプト十字架「アンク・クロス」

アンクの力を信じる者は、一度だけ生き返るらしい。

 

なるほど。だから「死者蘇生」か!

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 また、ジュラにはこんなのもあります。

「PROFHECY(予言)」

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太陽神ホルスの目???

 

・・・・・

 

不思議な刻印に「迷信」や「予言」など、ウイスキーっぽくないネーミング。

ちょっと謎めいた蒸留所ですね。

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。