K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。ときどき料理。

『花巴』今回は超長期の熟成純米酒。独特のクセが癖になりそうです。

K’s MENU Note

FILE 184

奈良『花巴』

 

今月で開店して10年を迎えました。

長く営業していると、モノがどんどん増えていきます。

いつか使うだろうと思って保管しているのですが、大抵使われずに放置されます。

この節目に一度整理をして、使わなそうなものは思い切って捨ててしまおう。

いわゆる「断捨離」ですね。

 

そんな話を常連さんにしたところ、

「えっ、マスターが断シャリするの?」

「ん?まあね。」

「太ってないじゃん!」

「は?オレって言うか…、店ね。」

「店??」

「使っていないものを思い切って処分しようかと…。」

「え?それが断シャリ??」

「そうですよ。断捨離です。」

「えっ、そういう意味?シャリを絶つ【炭水化物ダイエット】のことだと思ってたよ」

「はぁ…?(絶句)」

 

まぁ、確かにねぇ。

「捨離」「シャリ」だと思えば、そういう意味にもとれるが(苦笑)

 

・・・・・

 

その常連さん。

変わった日本酒が好みなので、今回はこちら。

花巴 熟成純米酒

f:id:kimama2016:20180709152731j:plain

造るのは「美吉野醸造」さん。

千本桜で有名な、奈良県吉野にある小さな蔵です。

創業は明治45年。

こちらの蔵は「水もと」「酵母無添加」「熟成酒」など、普通の日本酒とは一線を画すお酒を造っています。

 

今回紹介するのは、長期熟成の純米酒

平成12年BY醸造純米酒を、常温熟成させた一本。

原料米は山田錦

精米歩合60%。

アルコール度数17度。

f:id:kimama2016:20180709152755j:plain

平成12年醸造っていうことは…。

平成12年(2000年)7月1日~翌年6月30日までの間の醸造

まさに「長期熟成」のお酒です。

ウイスキーも真っ青? 

f:id:kimama2016:20180709152810j:plain

テイスティングして見ます。

見た目も強烈なインパクトです。

この見事な琥珀色。

f:id:kimama2016:20180709160611j:plain

香りも熟成香が強烈です。

紹興酒を連想させますね。

味わいは以外と円やかだが、鼻に抜ける熟成香が強くて、最初はそれが気になります。

しかし飲み進むとだんだん慣れてきて…、

むしろ酒の円やかさや、味わい深さをより感じるようになる。

軽く温めるてもいいが、独特の香りがより強く感じられるので、常温くらいがベターか。

 

・・・・・

 

こういったお酒は好き嫌いが分かれそうですが、一度はまると癖になりそうです。

ちょっとアイラモルトに通ずるところがありますね。

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。

 

過去の「花巴」の記事です。

kimama2016.hatenablog.jp

kimama2016.hatenablog.jp