K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『陸奥八仙(青森)』甘さと辛さを兼ね備えた酒。

台風が近づいている。

週末予定されていたイベントの多くは、中止もしくは延期を余儀なくされた。

関係者にとっては死活問題だろう。

 

自然状況により左右されるビジネスは、一考の必要がある。

近年の気象条件では、リスクが高すぎる。

ビジネスというよりは博打に近い!?

 

そして飲み屋にお客は来るのだろうか?

給料日後の週末、コケれば痛いのは同じだが…。

近隣にお住いの常連さんたち、お願いします!

 

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さて、別に台風とは関係ないが、今回紹介するのはこちら。

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造るのは、青森県八戸市にある「八戸酒造」

米は、麹米に青森産の華吹雪、掛米に同県産のレイメイを使っている。

精米は、麹が55%、掛が65%。

日本酒度+10、酸度1.8の、火入れの純米酒

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香りは穏やか。

飲んで見ると…

甘いが…、辛い?

 

まず甘味を感じる。

ジューシーで果実感のある旨みが広がる。

厚みがあって、とっても濃厚。

飲んでいる時はこちらのテイストを強く感じる。

 

そして最後、というか余韻が「辛い」

 

辛口というと「すっきり端麗辛口」そんなお酒をイメージするが…

このお酒は「辛さ」と同じくらい、いやそれ以上に「甘さ」も感じる。

とにかく色々なテイストがそれぞれ強い

まさに「芳醇超辛」のネーミングの通り。

申し訳ないが、飲んでいてちょっと疲れる

 

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「芳醇さ」と「超辛さ」

両方を主張するのは難しくないだろうか?

 

飲み手としてはちょっとしんどい。

最初はおいしいが、だんだんしんどくなる。

なにか色モノ的な印象を受けてしまう。

 

「芳醇だが、後味すっきり」

「超辛口だが、旨みも感じる」

その程度におさえた方が、バランスが良いのだろう。

この季節だからそう感じたのかもしれないが…。

 

あくまで個人的な印象である。

そこはご理解頂きたい。

 

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台風が過ぎると、また猛暑に戻るのだろうか?

それとも秋に近づくのか?

そういえば昨日、赤とんぼが飛んでいた。

 

人間だけでなく、他の生き物もこの気象に混乱しているのだろうか?