先日、母親が「喜寿」を迎えた。
実家でささやかな会を催したのだが、その時に持参したのがこちら。
造るのは「ブルックリン・ディスティリング」社。
ニューヨーク州のオーガニック穀物からウイスキーやスピリッツを造る蒸留所。
創業は2010年。最近だ。
このお酒も、ニューヨーク州産のウィート(小麦)を使用している。
ボトルに表記されているように「571 DAYS OLD」
約1年半と短めの熟成期間。
フレッシュさやスパイシーさを大事にしている。
アルコール度数は45%。
度数調整の水以外は何も加えない(ノンカラメル、ノンフィルター)
ボトリングは手作業だ。
なお「77」は、蒸留所の住所(番地)である。
「小麦」のウイスキーは初体験。
さて、どんな味わいなのか?
バニラ様の甘い香りが漂う。
刺激は少な目で、バーボン特有の香ばしいテイストは感じない。
軽快で穏やか、円やかで優しい甘み。
ピリッと来るニュアンスもあるが、全体的に柔らかい印象を受ける。
バーボンとは一味違った美味しさ。
ただ「小麦らしさ」というのは、いまいち分からなかった。
米国のウイスキーと言えば「バーボン」
造られているのは、南部のケンタッキー州。
自然がいっぱいの、こんなイメージ。
で、このお酒が造られるのは、ニューヨーク州、ブルックリン。
対岸に「自由の女神」を臨む場所。
上の写真の右奥の方に、蒸留所があるのだろう。
ケンタッキー州とは全然違う。
こんな都会で造れるのだろうか?
そもそもニューヨーク州でオーガニック穀物なんて作れるのだろうか?
まぁ、東京の郊外にも、田んぼや畑があるからナ。
ニューヨークもいろいろなのだろう。
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日本でも小規模生産の「地〇〇」や「クラフト〇〇」などが増えている。
他国でもこう言ったお酒が増えているのだろうか?
イマイチ把握できないが、入手可能なものは試して見たいものだ。