K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『開春(島根)』超辛口を忘れさせる、穏やかな旨み。

スマホ撮影、日本酒の第4弾。

季節外れじゃないだけマシか…。

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島根県太田市にある若林酒造が醸すお酒。

原料米は「神の舞」

精米歩合60%。

日本酒度+15の、超辛口純米酒

ひと夏を越したひやおろしとして出荷された一本。

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「超辛口」ながら、香りも味も穏やか。

スッキリ端麗系の辛口ではない。

穏やかながら、味に膨らみがある。

後味は切れるというより、じわっ~と広かって、フワッと消えていく感じ。

 

軽く温める。

味の膨らみ、広がりが増して、一層美味しく感じられる。

円やかさ、柔らかさも増す。

じんわりと染み入る甘みがあり、超辛口であることを忘れそうだ。

 

このあたりが「ひと夏を越した」効果なのか?

ひやおろし「秋あがり」なんて言ったりもする。

銘柄は「春が開く」だが。

売買するんじゃなくて良かったが(失礼)

 

酒名は、酒を愛した中国の詩人「陶淵明」の詩の一節に由来するそう。

まったく知らないが、このお酒にあやかって、私の春も開いて欲しいところ。

あ、変な意味ではない。

良いことがあればいいな、って思うだけで…(汗)

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・・・・・

それにしても、未明の台風は凄かった。

50年生きていて「風」に怖さを感じたのは、初めてかも知れない。

家が揺れて、屋根がきしむ。

そんなことは無いのだろうが

このままだと、家が木っ端みじんに粉砕されてしまうのではないか?

そんな不安を抱かされるような、凄まじい突風だった。

幸い、杞憂に終わったが…。

そして10月1日の今日、台風一過で気温34℃になるらしい。

 

被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。