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シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

2018-01-01から1年間の記事一覧

『77ウイスキー』大都会で造られるウイスキー。

先日、母親が「喜寿」を迎えた。 実家でささやかな会を催したのだが、その時に持参したのがこちら。 造るのは「ブルックリン・ディスティリング」社。 ニューヨーク州のオーガニック穀物からウイスキーやスピリッツを造る蒸留所。 創業は2010年。最近だ。 こ…

『エヴァン・ウィリアムス』希少なシングルバレル。

今日は「秋分の日」 秋も徐々に深まって来た。 そんな秋の夜長にじっくりと味わいたい、上質のバーボンを紹介しよう。 世界でも多くの販売量を誇るビッグ・ブランド。 初めてトウモロコシを原料にウイスキーを造ったとされる人。 それが「Evan Williams」 そ…

『オールド・グランダッド』 ”偉大なるおじいちゃん”

今日は「敬老の日」。 子供の頃から 「おじいちゃん、おばあちゃんに感謝し、敬意を表する」 そんな日だった。 時は流れ、気が付くと…。 感謝される側に近づいてる?(汗) それでも「人生100年」とも言われる時代を生きていて、 まだまだ、これから。 でき…

『雁木(山口)』マスカットのような含み香が印象的。

「スマホ撮影、季節外れの夏酒」第3弾。 別にそんなシリーズを作る気は無いのだが…。 造るのは、山口県岩国市にある「八百新酒造」 夏限定の純米酒。 日本酒度 +9、酸度 2.0、 精米歩合 60%。 優しい香りが立つ。 すっきりした口当たり。 マスカットのよう…

『青煌(山梨)』つるばら酵母で醸す夏の辛口原酒。

前回同様、スマホ撮影で夏の日本酒を。 何度か入れたことのある「青煌」だが、このブログでは初登場。 優しい味わいのイメージが強い蔵にあって、これは刺激的な一本。 シンプルでカッコいいラベル。 そして「辛口 on the Rock & Coll !!」の文字が、燃えな…

『いづみ橋(神奈川)』優しい味わいの癒し系生酛。

日本酒には季節ごとの限定品がある。 9月になって、ひと夏を越した「ひやおろし」の季節だが… いまだに紹介できていない「夏」限定のお酒がある。 「ブログ用に」と購入した一眼レフカメラ(ヤフオクで買った中古品) 早々に壊れてしまって画像が撮れない…。…

『アードモア レガシー』イヌワシがトレードマーク。

毎週見ているTVドラマがある。 綾野剛主演の経済ドラマ「ハゲタカ」だ。 つい最近見始めたと思ったら、今夜「最終回」とのこと。 8話目、早すぎやしないか!? で、この8話の間に、ドラマの中では20年が経過してる。 ついて行けん…(汗) ・・・・・ ドラマ…

『アイリーク (ILEACH)』蒸留所不詳のアイラモルト。

8月が終わって間もなく秋が来る。 今年の夏は暑かった。 災害レベルの猛暑だった。 暑さには比較的強い(と思っている)自分だが、ここにきて夏バテ気味。 頭痛、体の節々の痛み、倦怠感、併せておなかの調子もよくない。 今年の暑さが異常なのか? それとも…

『貴匠蔵 原酒』アルコール度数37度の蔵出し原酒。

ひとり飲みのお客様と言うと、9割は男性。 女性はほんの僅か。 その数少ない女性のひとりがC嬢。 昨夜もひとりでやって来て、カウンターで飲んでいた。 しばらく世間話をしていたが… この後、知り合いが来るとのこと。 「友達かな?」と思ったら、 最近でき…

『ダルモア12年』北ハイランドの重厚なモルト。

このブログもお蔭様で、200番目のお酒を紹介するに至った。 (追記:以前は通しNo.を振っていて、No.200がこの記事だった。) 節目に何を書こうかと思案したが… 通過点と割り切り普通にセレクトする。 ハイランドのダルモア12年。 蒸留所は北ハイランド、ク…

『ジョニーウォーカー スイング』ボトルデザインの妙。

先日「オリックスは大阪桐蔭より弱いのでは」と書いた。 すると途端に連敗がストップした。 さすがに高校生より弱いと書かれて奮起したのか? それで勝つなら、毎日書くが…(笑)※私は東京在住のオリファンである。 もどかしい試合が続くオリックスだが、唯…

『澤屋まつもと(京都)』伝統と新しい感性の融合。

高校野球、いよいよ決勝戦。 世の中は「金足農」フィーバーに沸いている。 103年振りの秋田県勢の決勝進出。 県立高校で選手全員が秋田県出身。 県予選から選手交代を一切していない。 のけ反りながら全力で歌う校歌。 そして、キラキラの吉田君の笑顔。 …と…

『陸奥八仙(青森)』濃厚で旨みたっぷりのお酒。

高校野球、夏の甲子園。 今年は「100回記念」大会らしい。 その大会もベスト4が出揃った。 さて、どんな結末を迎えるのか!? ・・・・・ 大阪桐蔭、やっぱり強い。 打線はもちろんだが、投手陣の層の厚さを感じる。 エースの柿木君、ショートの根尾君、10番…

『大海 紅アズマ』昔なつかしい昭和の味わい。

昭和40年、この世に生を受けて、23年間昭和を生きた。 少年時代、学生時代を過ごしたのが昭和だった。 そして社会人になって1年目。昭和が終わって平成になる。 その後30年間、平成を生きてきた。 来年、新しい年号の時代が始まる。 何もなければ25年くらい…

『シュリヒテ・シュタインヘイガー』風味豊かなジン。

今回はちょっと変わったジンを紹介する。 「ジン」というとイギリスで造られる「ロンドン ドライ・ジン」が有名。 キレの良い、ドライでクリアな味が特徴。 今回紹介するのは、西ドイツのシュタインハーゲン村で造られているジン。 アルコール度数38%。 陶器…

『タンカレーNo.10』繊細な香りと深い味わい。

台風が過ぎてやって来たのはやっぱり猛暑だった(汗) そして今日からお盆休み。 最大9連休か? ウチは休まない。 夏休みはナシ。 珍しくもない。例年通りだ。 休んでも、別にやること無い。 お金があれば旅行にでも行きたいが… そんな気になれない。 お金が…

『グレンゴイン10年』純粋に麦芽のフレーバーを追求。

昨夜はまた台風。 時間を追うごとに雨風が強まる。 当然、お客様は来ない。 下界の荒天に反して、お店の中は無風状態だ。 年に数回ある「ノーゲスト」ってヤツ。 略して「ノゲ」 釣りなら「ボウズ」 麻雀なら「ヤキトリ」 野球なら「…タコ」 言い方はいろい…

『イチローズモルト』世界が認める日本のベンチャー。

Ichiro's Malt とは? 肥土(あくと)伊知郎氏が創立したベンチャーウイスキー社のブランド。 伊知郎氏は埼玉県羽生市にある実家の造り酒屋でウイスキーを造っていた。 しかし1990年代後半に経営が傾く。 2000年に引き継ぐが、2004年に蒸留所を売却。 原酒を…

『大那(栃木)』大いなる那須の大地に育まれた酒。

人間って「力」を持つとダメだな~。 必ずといっていいほど腐る。 いわゆる「内部告発」で出るは出るは。 日大アメフト部、レスリング協会、ボクシング協会、東京医科歯科大…。 官僚の不祥事も後を絶たないし。 大企業の幹部も…。 この手の報道に触れるたび…

『オーバン14年』ハイランドと島モノの中間的な風味。

昨夜は店が超ヒマだったので、一杯やりながら(試飲ね)テレビを見ていた。 ちょうど「RIZIN」なる格闘技をやっていて、RENAの再戦があるらしい。 あまり興味はないが… 絶対女王と言われたRENAが、前回の試合で失神KO負けしたのは知っていた。 これは見てみ…

『陸奥八仙(青森)』甘さと辛さを兼ね備えた酒。

台風が近づいている。 週末予定されていたイベントの多くは、中止もしくは延期を余儀なくされた。 関係者にとっては死活問題だろう。 自然状況により左右されるビジネスは、一考の必要がある。 近年の気象条件では、リスクが高すぎる。 ビジネスというよりは…

『伊佐美』時流に流されない、一本筋の通った芋焼酎。

自分と同年代の常連M氏。 シングル男性。その方が怒っていた。 「俺も生産性がないってことか!?」 自民党、杉田水脈議員の「LGBTは生産性が無い」発言が物議をかもしている。 どんな考えを持とうと自由だが、国会議員となればそうもいかない。 簡単に個人…

『ブルー・ラグーン』爽やかなブルーが印象的。

猛暑が続く。 昨日は熊谷で41.1度と、過去最高。 東京でも、郊外の青梅で40度超え。 都心も39度と、危険を感じる暑さ。 こうなると、 猛暑日にならなければマシだ。 32~33度なら「今日は涼しい」なんて感じるのかも。 人間たるもの、 少々厳しい環境に置か…

『マリブ』夏を思わせるココナッツ・フレーバー。

夏休みだ。 夏休みと言えば 海に、プールに、祭りに花火… イベントが目白押し。 ステキな夏を満喫したい。 しかし店は休みなく営業している。 別に、海とか行きたくない… 暑いし混んでるし… 日焼けしたくないし…。 プール? 同上。 祭り?花火? 興味なし。 …

『鳳凰美田(栃木)』口に広がるジューシーな味わい。

しかし…暑い。 暑さには比較的強い体質だが、さすがに堪える。 今日は40℃近い予報も出ている。 この先、地球はどうなってしまうのだろうか? こんな状況ならば原発をフル稼働させて、火力発電をすべて止めた方が良いのではないか? そんな風に思ってしまう時…

『蔵守(東京)』澤乃井の酒蔵が造る、優しい熟成酒。

先日、店の10周年のプレゼントに、2000年醸造の長期熟成酒を頂いた。 今回はこちらのお酒を紹介する。 造るのは東京都青梅市にある小澤酒造。 「澤乃井」ブランドが有名。 その小澤酒造さんの「古酒」が、この「蔵守」 2000年に醸造されたお酒を、2年間タン…

『花巴(奈良)』今回は超長期の熟成純米酒。

今月で開店して10年を迎えた。 長く営業していると、モノがどんどん増えていく。 いつか使うだろうと思って保管しているが、大抵使われずに放置される。 この節目に一度整理をして、使わなそうなものは思い切って捨ててしまおう。 いわゆる「断捨離」だ。 そ…

『侍士の門』サムライが飲んでいた?焼酎を復刻。

サッカー、ワールド杯もベスト8が出そろい、佳境に入ってきた。 日本代表は惜しくもベスト8入りを逃したが、世界の強豪を相手に大健闘。 それをたたえ、今回は「サムライ」にちなんだお酒を紹介しよう。 造るのは鹿児島県の大久保酒造さん。 「旧酎」 坂本龍…

『美田(福岡)』斬新な発想でチャレンジする酒蔵。

7月になった。 すでに真夏の気候だ。 長い夏になるのだろうか…? 以前も書いたが、日本はそのうち夏と冬しか無くなるのではないか? そんな懸念を抱かずにはいられない。 そして「雨季」と「乾季」へ。 熱帯雨林まっしぐら…。 そんな未来予想図が当たらない…

『墨廼江(宮城)』オール宮城の純米吟醸酒。

「もはや梅雨明け?」と感じるほど暑い日が続く。 と思っていたら、関東甲信越が梅雨明けしたとの報道。 6月中の梅雨明けは「史上初」だそう。 早く梅雨明けしたということは… 夏が長くなる? それとも 季節がズレただけ? 個人的には後者のほうが嬉しいが、…