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シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

2019-01-01から1年間の記事一覧

『ミリオン・ダラー』「100万ドル」なるカクテル。

消費税増税まで1週間を切った。 ここに来てやたらと営業の電話がかかってくる。 やれ新しいレジを買えだの、ナントカpayを導入しろだの… うるさくてしょうがない。 予約の電話かも知れないので一応出るが、営業だとすぐに分かる。 そんな時はどうするか? バ…

『アラウンド・ザ・ワールド』カクテルで世界一周。

ラグビーのW杯が開幕した(らしい) 気づいたらシレッ~と始まっていた。 イマイチ、盛り上がりに欠けている。 五郎丸が活躍していた頃の方が、盛り上がっていた。 私に興味が無いからだろうか? そう考えるとサッカーのW杯は凄い。 猫も杓子もサッカーの話題…

『さつま島美人』鹿児島県を代表する芋焼酎のひとつ。

同年代の常連TK氏との会話。 私 「最近、調子どうですか?」 TK氏 「良くないね~。タキギョウにでも行こうかな。」 私 「他企業?転職ですか?」 TK氏 「?滝に打たれようかと…。」 私 「あぁ、滝行ね…。」 …。日本語って難しい…(汗) TK氏は真夏でも「芋…

『東洋美人(山口)』日本酒度-5の甘口だが…。

明日15日、MGCが行われる。 東京オリンピックのマラソン代表を決めるレース。 タイムに関係なく上位2名が代表に決まる。 さて、どんなレースになるか? 一応「4強」と言われているが、順位だけの勝負となると果たして? 牽制し合っての超スローペース。ラス…

『アラスカ』キリっとした味が北の大地を彷彿させる。

暑い。 9月に入っても残暑が厳しい。 厨房はさらに暑い。 それだけで体力を削がれる。 夏の間だけ、涼しい所に移住したい。 アラスカなんて良さそうだが…。 【スタンダードな処方】 Dry Gin 45ml Chartreuse Jaune 15ml シェークしてしてカクテルグラスに注…

『九頭龍(福井)』黒龍酒造が造るフルーティなお酒。

9月だ。 9月は30日までだ。 そして月曜日が5回ある。 …そんなことはカレンダーを見れば分かる。 問題は月曜日が定休日ということだ。 つまり営業日が25日しか無い。 これはなかなか厳しいのである。 しかも今日は台風が直撃しそうな気配。 営業が危ぶまれる…

『レッド・アイ』飲みすぎた翌朝の「赤い目」を表現。

50代も半ばになった。 最近、身体が錆びついてきたと感じる。 関節や筋肉の動きが、日に日に鈍くなる。 これはヤバいぞ。 抗酸化作用の強いものを食べないと。 酒を飲んで錆びつきを防げないものか? そんな目的で飲むのはどうかと思うが 今回は「トマトジュ…

『グレンロッシー10年』上品で繊細、複雑な味わい。

久しぶりに山崎と白州が入荷した。 定価(4,000円台)で買えたが、はたしていくらで売るべきか? 入手困難度も価格に加えたいが、高過ぎると売れない。 他のメニューとのバランスも大事だ。 悩ましい…。 ・・・・・ さて、今回は秋に飲みたい渋いウイスキー…

『日輪田(宮城)』ひまわりラベルが目を引く一本。

久しぶりにお巡りさんに職質された。 (過去の職質シリーズはこちらから) kimama2016.hatenablog.jp ある日の昼下がり…。 すれ違ったパトカーに止められた。 「自転車にカギが付いていないようですが…。」 そう、確かに付いていない。 カギを失くした時に外…

『メキシカン』相性抜群のショートカクテル。

先日、お店で「タコライス」の話題になった。 M氏「タコライスって、最初はタコが入ってるのかと思ったよ」 私「そういう人、結構いたみたいですね」 M氏「そもそも『タコス・ライス』でしょ。なんで『ス』を取ったんだ?」 私「タコのスライスが出てくるか…

『松の司(滋賀)』 昔ながらの生酛造りの純米酒。

気が付けば8月も後半だ。 気温も多少下がってきて、いよいよ猛暑ともオサラバか。 涼しくなったらやりたいことがある。 まずは草むしり。 真夏はシンドイ。 それに鬱陶しい雑草と言えども、気温上昇を少しは緩和してくれている。 夏の間は目をつぶるが、秋に…

『越ノ忍 ブレンデッドウイスキー』和テイストの一本。

今のウイスキー人気は常軌を逸している。 香港のオークションで「Ichiro's Malt」54本セットが、約1億円で落札された。 希少価値という意味で、美術品などに近い扱いなのかも知れない。 日本のウイスキーが海外で高い評価を受けているのも知っている。 しか…

『 X.Y.Z. 』 これ以上のものは無い最高のカクテル。

最近、考えていることがある。 酒ブログを始めて2年半ほど。 おかげさまで、そこそこアクセスがある。 そこで「グーグル・アドセンス」でもやってみようかな、と。 そのためには「独自ドメイン」なるものが必要らしい。 ドメインというと「.com」とか「.jp」…

『萬膳庵』霧島山中の奥深くにある小さな蔵。

8月も半ば。 消費税増税まで1ヶ月半だ。 ここまで来たら延期はないだろう、と思う。 しかし…。 前日のニューヨーク市場。 ダウ平均株価は今年最大の800ドルの下落。 世界的に経済減速への警戒感が高まっている。 「リーマンショック級の事態があれば再延期も…

『青煌(山梨)』「つるばら酵母」仕込みの夏酒。

ディープの後を追うように、キングカメハメハが逝った。 10年近く、リーディングサイヤーの1位2位を独占してきた2頭。 こんなかたちでその牙城が崩れるとは、想像だにしなかった。 種牡馬としてディープの後塵を拝していたキンカメだが、次世代では逆転しそ…

『ドックズ・ノーズ』飼い犬が鼻を離さなかった!?

世間はお盆休みである。 私は休みを取らずに営業を続ける。 なぜなら、8月は暇なのである。 「2,8は厳しい」とよく言われるが、まさにその通り。 7月までとはうって変わって、閑古鳥が鳴いている。 少しでも稼がないと乗り切れない。 しかし、お盆もあまり期…

『ロング・アイランド・アイスティー』

あぁ暑い。 今日も暑い。 きっと明日も明後日も暑いのだろう。 せめて夏らしいカクテルを飲んで気を紛らわせたい。 紅茶を一切使わずに、味と見た目を紅茶っぽく仕上げたカクテルだ。 【スタンダードな処方】 Gin 15ml Vodka 15ml Rum 15ml Tequila 15ml Whi…

『武の井(山梨)』花酵母を使って仕込む酒蔵。

ゴルフの全英女子オープン。 弱冠20歳の渋野日向子選手が優勝した。 2018年にプロテストに合格。 今年5月に日本ツアー初優勝を飾っている。 そんなまだ経験も実績も少ない選手が、メジャー大会に初出場で初優勝。 日本人のメジャー制覇は、男女通じても1977…

『誠鏡(広島)』雄町米にこだわる酒蔵。

先日、ディープインパクトが急死した。 GⅠを7勝して無双の強さを誇った現役時代もさることながら、 種牡馬になってからの活躍には目を見張るものがあった。 「飛ぶように走る」とも言われたディープ。 その生涯をまさに飛ぶように駆け抜けていった。 次世代…

『栄光冨士(山形)』80%の低精白で造る辛口純米酒。

ようやく梅雨が明けた。 猛暑になった。 ジメジメは不快だが、猛暑日もシンドイ。 今回は、そんな猛暑を吹き飛ばしてくれそうな日本酒だ。 その名も「いっせん ふうじん」 造るのは、山形県鶴岡市の冨士酒造。 「栄光冨士」ブランドの夏酒である。 使用米は…

『バランタイン17年』究極ブレンド「ザ・スコッチ」。

お客様にこんな質問をされた。 「ここはなんのお店なんですか?」 いい質問だ。 何屋だかよく分からない。 そんなお店を理想としている。 一応、居酒屋を謳っているが、酒の品揃えはBARっぽい。 ウイスキーはもちろん、ショートカクテルもある。 にしては日…

『残波ブラック』"ザンクロ"の愛称で親しまれる泡盛。

通常の営業+毎年恒例の「周年イベント」 途中、設備の不具合に襲われ、その対応に奔走。 昨日は年一回の健康診断。 選挙もあったし? バタバタしているうちに季節は流れ、夏本番…。 と思いきや、今日もどんより曇り空。 今年の太陽は元気がないな。 それで…

『ハンター』妖しい雰囲気が漂うカクテル。

今年の雑草は手ごわい。 適度に涼しくて雨が多いせいだろうか? いつにも増して元気がいい。 困ったものだ。 草むしりをしていると蚊が寄ってくる。 防御はしているが、顔の前を飛び回られると気になってしょうがない。 手で追い払っても執拗に追いかけてく…

『寒紅梅(三重)』ペンギンラベルが目を引く夏酒。

海の日だ。 夏本番と言いたいところだが、一向に梅雨が明けない。 去年と比べると気温が低くて楽なのだが…。 「夏は暑くなきゃと困る」そんな人たちも多い。 さて、梅雨明けはいつに? そして、令和初の夏はどうなる!? 本当は暑い日に紹介したい夏酒だが、…

『グレンファークラス105』旨さをこの1本に結集。

最近、新しいお客様が来ると、何かの調査員に見える。 別にやましいことは無いのだが(…たぶん)何故か警戒してしまう。 街でお巡りさんを見かけた時と同じだ。 さて、今回はスペイサイドモルトを紹介する。 今では数少なくなった家族経営の蒸留所。 創業は1…

『スプモーニ』イタリア生まれのロングカクテル。

ジャニー喜多川氏が亡くなった。 カリスマの死去は、事務所にどんな影響があるのだろう。 私にはよくわからないが、ご冥福をお祈りします。 さて、今回はイタリア生まれのロングカクテル「スプモーニ」 イタリア語の「Spumare(泡立てる)」が名前の由来。 …

『想天坊 じゃんげ(新潟)』”蛇が逃げる”ラベルが妙。

明日は7月7日、七夕だ。 福島競馬場では、恒例のハンデ重賞「七夕賞」が行われる。 7月7日に七夕賞が開催されたのは、過去3回。 今回は2013年以来。 このレース、やはり「7」という数字が気になる。 今回は、藤田菜「七」子騎手が騎乗するので注目したい。 …

『ゆきの美人(秋田)』夏に味わう”しぼりたて新酒”。

今年の梅雨は手ごわい。 去年が空梅雨だった分、余計に感じる。 真夏の暑さも辛いが、この不快な状態は早く終わって欲しい。 ここは「夏酒」でスッキリしよう。 造るのは、秋田県の「秋田醸造」 小規模、少量生産、丁寧な造りが特徴。 蔵はマンションの1Fに…

『YAMAZAKURA』東北唯一の蒸留所が造る一本。

6月は繁閑の差が激しかった。 暇な日はとことん暇だった。 そんな夜に電話が鳴る。 予約か? 受話器を取ると若い男性の声。 「今日は暇ですか?」 …。 確かに暇だ。 間違いない。 しかし… 「はい、暇です」とは言いづらい。 なぜか? 見栄か? どう答える? …

『くどき上手(山形)』辛い中にもフルーティな旨み。

大阪でG20が開催されている。 が、東京に居るとイマイチ、ピンと来ない。 どこか、遠い国で行われているような印象を受ける。 しかし… このきな臭い時に、各国の首脳が一堂に会するが必要あるのか? みんなで世界平和について議論する訳でもあるまいし…。 個…