K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

日本酒(東北・関東)

『春霞(秋田)』今回は田植え時期の限定品。

常連TR氏が呑むのは主にウーロンハイ。 時々〆に日本酒やカクテルを呑む。 ただクセのある酒は苦手らしい。 今夜は何を呑むのかな? 今回はこちらの日本酒。 造るのは創業1874年の栗林酒造店。 蔵は「清水の郷」秋田県美里町にある。 町内には126ヶ所もの湧…

『不動(千葉)』心に響くような酒を造る。

先日、ちょっとした飲み会を企画した。 しかしメンバーの1人にコロナ濃厚接触者の疑いが…。 実際はよく分からなかったが、大事をとって中止した。 かなり身近にコロナの魔の手が近づいて来ているように感じる。 さて、今回はこちらの日本酒。 造るのは、千葉…

『刈穂(秋田)』伝承の技が光る山廃仕込み。

日常となっているM氏の言い間違い。 酒のせいか、それとも素なのか? 先日もとある動画の話題になって…。 さて、今回はこちらの日本酒。 造るのは、秋田県大仙市にある秋田清酒。 創業は1865年。 刈穂酒造と出羽鶴酒造を傘下に持つ。 www.igeta.jp 今回のお…

『墨廼江(宮城)』純粋無垢な辛口がコンセプト。

常連M氏がまた骨折した。 酔っぱらって転倒し左手の指を骨折。 以前も同じように尾骨を折っている。 歳なんだから気を付けないと…。 さて、今回はこちらの日本酒。 造るのは、宮城県石巻市の墨廼江酒造。 今回の一本は… 宮城産の米、水、酵母を使った、オー…

『廣戸川(福島)』飲み手に寄り添う酒を醸す。

先日、菖蒲(しょうぶ)を栽培している公園?に行ってきた。 菖蒲と言っても種類は様々。 こじんまりした公園だったが、それなりに楽しめた。 さて、今回はこちらの日本酒。 造るのは、福島県岩瀬郡天栄村にある松崎酒造。 創業は1892年。 蔵が目指すのは「…

『上喜元(山形)』多種の酒米で銘酒を生み出す。

久しぶりに歯医者に行った。 そして限界を超えた歯を一本抜いた。 歯医者は嫌だねぇ~ ところで。 最近の説だと虫歯は治るらしい。 しっかり殺菌すれば再石灰化を促して再生するとのこと。 以前は「虫歯は治療しないと治らない」が定説だったが。 さて、今回…

『月の井(茨城)』大洗町で醸す、手づくりの酒。

「聞き間違い」 常連さんとの会話でよく起きる。 悲しいかな、耳が衰えている。 歳をとったってことだ。 さて、今回はこちらの日本酒。 造るのは、茨城県大洗町にある月の井酒造店。 創業は1865年。 以来、丁寧な酒造りを続けている。 tsukinoi.co.jp 今回の…

『会津娘(福島)』目指すは「土産土法」の酒造り。

新緑の美しい季節。 生命が躍動する。 もう50過ぎのおっさんだが、そんな光景を目にすると嬉しくなる。 緑はいいな。 ついでに若いっていいな(苦笑) さて、今回はこちらのお酒。 季節的にちょっとずれた(汗) 造るのは、福島県会津若松市にある高橋庄作酒…

『鯉川(山形)』今回は限定のうすにごり酒。

先日、つつじがたくさん咲いている庭園?に行ってきた。 淡い色のつつじは美しい。 毒々しいピンクのやつは品がない。 さて、今回はこちらの日本酒。 造るのは、山形県庄内町にある鯉川酒造。 創業は1725年。 全量純米造りの蔵元だ。 過去の鯉川。 kimama201…

『多満自慢(東京)』多摩の空気と水で醸す酒。

2020年の4月1日。 国の改正健康増進法、そして東京都の受動喫煙防止条例が全面的に施行された。 それにより全ての施設において原則屋内禁煙となった。 あれから2年が経ち…。 さて、今回はこちらのお酒。 造るのは、東京都福生市にある石川酒造。 創業は1863…

『天寿(秋田)』この酒で百歳まで。なでしこ純米。

プロ野球の速報アプリはなかなかの優れものだ。 ほぼリアルタイムで一球ごとの速報が見られる。 慣れてくるとそれだけで映像が浮かんでくる。 しかし常連M氏はまだ不慣れなようで…。 さて、今回はこちらの日本酒。 造るのは、秋田県由利本荘市にある天寿酒造…

『乾坤一(宮城)』天と地を潤す一滴。

「値上げ」の波が止まらない。 この4月からも多くの商品やサービスが値上げされる。 長らくデフレに苦しんできた日本。 日銀が2%の物価目標を掲げてからもう何年経っただろう。 ようやく達成できそうだが… 今回の物価上昇は如何なものか? 原料不足に加え、…

『杉勇(山形)』鳥海山の麓で醸す伝統の酒造り。

常連M氏は料理に凝っていてる。 特に揚げ物をよく作るそうだ。 「今度アレ作って見たいんだよ。何だっけ?油で揚げてカリっとしてるヤツ…。」 「何でしょう?」 「アレだよ、アレ。ほら、チョリソーじゃなくて…。」 …さて? チョリソーに似た名前の揚げ物っ…

『山和(宮城)』1杯目よりも2杯目に旨い酒。

先日、梅がたくさん咲いている庭園?に行った。 3月も半ばなのに、まだ咲いてない樹もちらほら。 今年はちょっと遅いのかな。 それでもね。 種類もいろいろあってけっこう楽しめた。 ・・・・・ さて、今回紹介するお酒を造るのは、1896年創業の山和酒造店。…

『磐城壽(山形)』震災地と飲み手を繋ぐ酒となる。

私はアナログ世代だ。 子供が小さかった頃、世にデジカメは存在しなかった。 故に写真は全てフィルムカメラで撮っていた。 その大量の在庫がこちら。 この写真の山を、家のプリンター(スキャナー)で少しずつデジタル化している。 一部はすでに劣化している…

『山形正宗(山形)』美しい水田を守りたい。

冬から春へ。 季節が移っていく。 歳のせいだろうか? 近頃やけに自然の変化に心惹かれる。 さて、今回はこちらのお酒。 造るのは、山形県天童市にある水戸部酒造。 ブランド名は「山形正宗」 創業は1898年。 全量「純米酒造り」の蔵だ。 奥羽山脈の伏流水を…

『東北泉(山形)』自然とこだわりが醸す酒。

最近こんな本を読んだ。 劇場アニメを小説化したらしい。 アニメには明るくないが新海誠の名は知っている。 だが特に意図があったわけではない。 「言の葉の庭」というタイトルと装丁の美しさに惹かれて買っただけだ。 さて、今回はこちらのお酒。 造るのは…

『大七(福島)』生酛造りの雄が醸す”ひやおろし”。

犬は他の犬を同じ犬だと認識しているのだろうか? ? ちょっと何言ってるか分からない!? いや、その、つまり… 散歩中に犬同士が出会った時 種類は違うが相手は同じ犬だと分かっているのか? ということ。 えっ?どうでもいいって!? 確かに(汗) ちょっ…

『隆(神奈川)』酒米の個性を楽しむ。

今年の正月休み。 一人暮らしをしている娘が帰ってきた。 どうやら4年近く勤めた会社を辞める(た?)らしい。 相談も無く、事後報告のようなカタチだが… まぁ、娘も25歳。 自分で考え、判断すべき年齢。 それでもね。親としては、いくつになっても子は子な…

『陸奥八仙(青森)』魚介類と好相性の”ISARIBI”。

オミクロン株が急拡大している。 日常を取り戻しつつあった矢先でのこの事態。 重症化はしにくいと言われているが、果たして…。 さて、今回はこちらのお酒。 造るのは、青森県八戸市の八戸酒造。 mutsu8000.com 創業は1740年。 青森県産の米、酵母をメインに…

『鳳凰美田(栃木)』繊細な味わいの純米吟醸酒。

M氏語録。 私 「新メニューで焼き鳥やろうかな。」 M氏 「いいねぇ。家でも食べるよ、ニトリのやつ。」 私 「えっ!?ニトリって焼き鳥も売ってるの??」 M氏 「あるじゃん、あの…缶詰の…。」 私 「缶詰?? あぁ、”なとり”ね。ニトリって…お値段以上ですか…

『楯野川(山形)』全量「純米大吟醸」を醸す蔵元。

鳥はいかにも楽しそうに大空を飛び回る。 私 「あんな風に楽しく飛び回りたいですね。」 M氏 「人間がそう思ってるだけで、ホントは辛いのかもよ。」 そんな…(苦笑) でも鳥ってなぜ飛ぶのだろうか? さて、今回はこちらのお酒。 造るのは、山形県酒田市に…

『ゆきの美人(秋田)』小さな蔵で醸される純米酒。

緊急事態宣言が解除され、普段の日常が戻りつつある。 そういえば去年の秋も感染者は少なかったな。 それが年末に向け大流行。 第3波となったのは記憶に新しい。 あれから間もなく1年。 今度はどうなる!? さて、今回はこちらの日本酒。 造るのは、秋田市に…

『鳳凰美田(栃木)』切れ味鋭い”剱”の如し。

今日は秋分の日。 散歩をしているとそこここに秋の訪れを感じる。 私にとっては”キンモクセイ””彼岸花”が二大巨頭。 これらの花を見かけると初秋を実感することになる。 それにしても彼岸花は毎年毎年見事に彼岸の時期に咲く。 「だから彼岸花だろ!」ってそ…

『伯楽星(宮城)』食を引き立てる「究極の食中酒」

菅総理が辞任を表明した。 党内の菅おろしに屈した形である。 さて、これで何かが変わるのだろうか? 今回はこちらのお酒を。 造るのは、宮城県大崎市にある新澤醸造店。 創業は1873年。 「愛宕の松」ブランドでも知られている。 震災を機に本社機能は大崎市…

『辻善兵衛(栃木)』酵母が生きている活性にごり酒。

オリンピックも終わり、世間様はお盆休み。 帰省する人も多い(だろう)。 で、大都市で広がったデルタ株が地方に拡散する(かも)。 あぁ、怖い。 いったいどうなる!? さて、今回はこちらのお酒。 造るのは、栃木県真岡市にある辻善兵衛商店。 「櫻川」と…

『谷川岳(群馬)』日本100名山の伏流水仕込み。

この季節、散歩をしていると、よくツバメを見かける。 ツバメって(ツバメだけじゃないが…) 空を飛んでいる時、なんであんなに楽しそうなのだろう。 喜び溢れんばかりに飛び交っている。 いったい何を考えているのだろうか? さて、今回はこちらのお酒。 造…

『仙禽(栃木)』「クラシック」シリーズの定番酒。

「ネット民」という人種はおおよそ一般人には理解できない言葉を使う。 造るのは、栃木県さくら市にある(株)せんきん。 www.senkin.co.jp 過去の仙禽の記事。 kimama2016.hatenablog.jp 仙禽のクラシック・シリーズは「生もと仕込み」 ちなみに同モダン・…

『くどき上手(山形)』フルーティな香りと米の旨み。

最近、家内がよくコストコで大袋入りのロールパンを買って来る。 この大量のロールパンを買う感覚が私には分からん。 さて、今回はこちらのお酒。 造るのは、山形県鶴岡市の亀の井酒造。 過去の「くどき上手」はこちら。 kimama2016.hatenablog.jp 今回の一…

『不動(千葉)』濃厚な重量級しぼりたて生原酒。

最近、家内が料理に「蓮根」をよく使う。 煮物はもちろんだが、 カレーにも入っていたりする。 しかもそこそこの大きさで。 知らずに食べた時は… 「なんだ、じゃがいもに火が通ってないじゃん!」 と思ったほどだ。 「蓮根カレー」ねぇ。 どうなのだろう? …