今回はスペイサイドのお酒を紹介する。
「スペイサイド」とはスコットランド北西部、スペイ川流域のこと。
全体の約半数、およそ50の蒸留所があるスコッチの聖地。
この地域のウイスキーは華やかな香りが特徴。
初心者の方に薦めやすい銘柄が多い。
その中で、今回は「世界で一番売れているシングルモルト」といわれる
「グレンフィディック12年」
サントリーが輸入元になっているので、スーパーなどで見かけることも。
独特の三角形のボトルが特徴的。
創業は1877年。ウィリアム・グラント氏によって開設。
1963年、世界で初めて「シングルモルト」として販売したのもこの蒸留所。
今回の一本は「12年ヴィンテージ」
その味わいは洋梨を思わせる、とてもフルーティなもの。
初めてモルトを飲まれる方におすすめしたい。
そしてシングルモルトにしては比較的リーズナブルな価格。
お店でも販売しやすく、貴重なアイテムとなっている。
お店でのエピソード。
このお酒は常連TR氏のお気に入りで、必ず最後に飲む。
すると、どんなに飲み過ぎても翌日スッキリと目覚めるらしい。
「俺はグレンフィディックに守られている!」
と豪語しているが、その真相は不明。
しかしそういった思い込み?も大事なのかも知れない。
ちなみにGLENはゲール語で「谷」FIDDICHは「鹿」
つまり「鹿の谷」の意味だ。
※ボトルデザインが変わっている。
|