K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『バス ペールエール』イギリスのエールビール。

巷ではビール類の出荷量が昨年まで12年連続で前年割れらしい。

家庭で飲む缶ビールなども含めての数字だが…

店をやってると、そんな感じは全くしない。

生ビールはホントよく出る。

減ってる感はまるで無し。

なんか世間とズレてるな。

 

さて、昨夜もいろいろなお酒が出た。

何を紹介しようか迷うが、この流れでビールの紹介。

イギリスビール「バス ペールエール

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ウチの店の生ビールは「アサヒ スーパードライ

それ以外のビールとして唯一置いているのがこちら。

とても有名なペールエールだ。

 

3年くらい前にエールビールに凝った時期があった。

色々な国の(瓶)ビールを置きたいと思って検討したのだが…

そこで、根本的な問題にぶつかった。

 

そもそもスーパードライ(俗にいう生中)ではなく、

割高でもエールを飲みたいという需要が、ウチの店にあるのか?

 

所詮、片田舎の居酒屋。

シングルモルトやカクテルも相当場違いなのだが…

これらは色々と調整ができるし、まず鮮度的な心配が少ない。

 

何本か買ってきて販売した時期もあったが…

今は価格的に可能な「バス」のみ残っている。 

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上の画像は、かつて販売したビールたち。

スーパーで売ってる安いものばかりだ。

 

「ビアバー」にも偵察がてら飲みに行った。

飲んだ銘柄は…

ロシュフォール10、オルヴァル、シメイ、ホフゴブリン…など。

味にも衝撃を受けたが、値段にもびっくり。

「この価格帯はウチの店では厳しいな(心の声)」

 

そんなわけで、この銘柄だけが残った。

あとは専門店にお任せしよう。