K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。ときどき料理。

『グレンファークラス12年』マッカランの好敵手。シェリー樽熟成にこだわる伝統の味

K’s MENU Note

FILE 36

『GLENFARCLAS 12

 

最近ウイスキーに凝っているという20代後半男子の常連Fさん。

先日、会社の同僚の方と来店されました。

その同僚の中に通がいるようで、その方のセレクトで何品か飲んでました。

 

その中から今日は一品紹介します。

スペイサイドのシングルモルトグレンファークラス12年」です。


f:id:kimama2016:20170526023246j:image

 

グレンファークラスの特徴は、何といってもシェリー樽熟成」でしょう。

マッカランの好敵手」とも言われます。

シェリー樽熟成のシングルモルトとして、この2銘柄は双璧ですね。

 

・・・・・

 

残りがだいぶ少なくなっていますが、

せっかくなので(ちょっとだけ)テイスティングをしてみます。

 

まずストレートで。

香りはシェリー樽由来の甘い香りが広がりますが、結構刺激が強い印象です。

アルコール感も強めにツンとくる感じ。


f:id:kimama2016:20170526023310j:image

 

ついでにマッカラン12年も(ちょこっと)テイスティング

こちらの香りは優しくて柔らかい印象を受けます。

ファークラスからは力強さ、マッカランからは上品さを感じました。

 

味も同様で、ファークラスは重厚で強い感じ。

シェリーの甘味も感じますが、それ以上に力強さと刺激の強さが際立ちます。

マッカランは華やかで上品。

 

 

少量の加水をしてみます。

するとファークラスは印象が一変します。

ツンとくるような刺激がすぅ~と消え、優しい口当たりに変化します。

香りもアルコールの刺激がおさまり、洋梨を思わせる果実香が現れてきます。

逆にマッカランはもともと優しい味わいなので、加水による変化は少な目です。

 

・・・・・

 

どちらが美味しいかというと、これは好みなので何とも言えません。

ただ「ファークラスの方が飲んでいて楽しい」

加水による味・香りの変化が楽しめるのはファークラスの方だな、

と、今回テイスティングして感じました。

 

 

ちなみに、「グレンファークラス」とはゲール語

「緑の草の生い茂る谷間」のことだそう。

ラベルに描かれたスケッチ風の蒸留所の風景も素敵ですね。

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。