K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『黒牛(和歌山)』万葉集に詠まれた地で醸される酒。

昨夜、こんな注文があった。

「一番最近、栓を開けた日本酒を下さい。」

鮮度にこだわる人なのだろう。

で、お出したのがこちら。

f:id:kimama2016:20191103003213j:plain

未開栓だったので、まさに開けたて。

面白いこだわりを持つ人もいるものだ。

開栓後、しばらく経ったものも、逆に美味しかったりするのだが…。

f:id:kimama2016:20191103005206j:plain

造るのは、和歌山県海南市黒江にある「名手酒造」さん。

和歌山県の北西部、淡路島を臨む和歌山湾沿いに蔵はある。

 

「黒牛」の名前の由来

万葉の昔、蔵の周辺は美しい入江だった。

多数の岩が点在する中、ひとつの大きな岩が黒い牛に見えたらしい。

そのため、当時この場所は「黒牛潟」と呼ばれていた。

現在の町の名前「黒江」は、それを由来とする。

「黒牛潟」は万葉集にも詠まれているそうだ。

f:id:kimama2016:20191103005347j:plain

今回は蔵の定番純米酒。 

麹米には、50%まで磨いた山田錦を使用。

掛米は、酒造好適米を60%まで精白。

日本酒度+4、酸度は1.6。

さて、その味わいは?

f:id:kimama2016:20191103005625j:plain

穏やかで落ち着いた香りの中に、しっかりした旨みが感じられる。

どっしりとして濃厚ながら、果実のようなフレッシュさも。

味わいの幅が広い、深みのあるお酒。

 

このようにしっかりとした味わいの酒は好みのタイプだ。

冷でも十分に旨みを感じられる。

次は常温~ぬる燗でも試してみたい。

夏場は若干、酒質を重く感じるかも知れないが…。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

名手酒造 黒牛 1800ml 純米酒
価格:2453円(税込、送料別) (2022/4/17時点)