K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『モンキーショルダー』モルト原酒のみをブレンド。

この時点で店に置いてあるブレンデッドスコッチで、最後の紹介になる。

f:id:kimama2016:20170707000937j:plain

ブレンデッドだが少々毛色が違う。

3つのMaltをブレンドしたトリプル モルト ウイスキーだ。

※ウィリアム・グランツ社所有の「グレンフィディック」「バルヴェニー」「キニンヴィー」

 

名前の由来。

Whisky造りの工程に、木製のシャベルを使ってMaltの撹拌を行う辛い作業がある。

その時に肩を痛めてしまうことが多く、それを「モンキーショルダー」と呼んだ。

なぜモンキーなのかは不明だが、悪い意味ではなく敬意をこめた呼称らしい。

そこからこの名前が付けられた。

 

お店での苦い思い出。

ある夜、ひとりの女性が飲みに来た。

「珍しいWhiskyでHigh Ball」なる注文。

「ここは飲みやすくてボトルが可愛いモンキーショルダーだ!」

f:id:kimama2016:20170707001108j:plain

「ここに3匹のモンキーが居てね」

「え~、可愛い~」

「この3匹は、3つの蒸留所を表していて…云々」

 

そんな会話になるはずが…

 

「あ、モンキーですね!好きです。」

 

って、知ってるのか~い!

そんなにメジャーではないのだが。

 

どうやら、行きつけのダーツバーにあったとのこと。

ここぞとばかりにお出しして、恥ずかしい思いをした苦い過去だ。

 

テイスティング

確かにクセがなく優しい味わい。

シンプルにとても飲みやすい。

果実感(グレンフィディック由来か)、バニラ感などが感じられる。

 

しかし…

どうも薄っぺらい感じがするのだ。

Malt原酒のヴァッティングなのに、それぞれの個性が活きていない。

加水しても味が広がらず、奥行きが浅い印象を拭えない。

 

個性を楽しむなら

グレンフィディック」「バルヴェニー」をシングルモルトで飲んだ方がいい。

 

ブレンドと考えるなら…

12年物のブレンデッドスコッチを飲んだ方が、割安だし飲みごたえがある

 

いまいち、このお酒のコンセプト

3か所のMalt原酒をブレンドした意味合いが見えてこない。

 

ネットを見ていたら、どうやら

「若い人のGate WayになるWhisky」を目指して造られたらしい。

 

ならば、もっとリーズナブルにして…

若い人が気軽に楽しめるものにしたほうが良かった気がするが。

どっちつかずになってしまった印象。

 

・・・・・

 

辛口の評価になったが…

初心者にはおすすめできる一本だ。

ただしどう売っていくか、ひと工夫が必要である。

 

(追記)昨今のWhisky価格高騰の中では、それほど高くは感じないね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

モンキー ショルダー 40度 箱なし 700ml 正規
価格:2915円(税込、送料別) (2022/5/9時点)