K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『よろしく千萬あるべし』あの日本酒蔵が造る米焼酎。

昨夜は開店当初からの常連Y氏がやって来た。

普段は「麦焼酎」だが、オーダーは「米焼酎」。

「おや、珍しい」と思いつつ、こちらを提供。

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この焼酎は、日本酒「八海山」の蔵元がつくる米焼酎だ。

 

日本酒の醸造技術を取り入れ、清酒酵母黄麹を使用した「三段仕込」が特徴。

醗酵の途中で清酒酵母を加えることで、ほのかな吟香が漂う。

そんな醪を減圧蒸留し、2年以上貯蔵した米焼酎。 

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米焼酎は千差万別で、何を基準にするか難しいところ。

 

ストレートで。

確かに吟香を感じる。

焼酎らしいクセもあるが、フルーティなニュアンスも。

口に含むと、アルコール感は焼酎だ。

当然、ピリっと来る。

テイストはスッキリ軽い。

その中にも穏やかな甘みを感じる。

 

加水してみる。

円やかさと甘みが増す。

スッキリの中にもしっとりした旨み。

濃いめの水割り(氷なし)がおすすめだ。

 

・・・・・

 

「宜有千萬」(よろしくせんまんあるべし)とは?

中国で古くから使われている吉語。

限りなく多くの福が得られるようにと願う言葉。

お祝いの席などでも提供したいお酒である。 

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このお客様とのやりとり。

「マスター、米、ください。」

「米?ごはんですか?」

「いやいや、米焼酎ですよ。お腹はいっぱいです。」

 

… なるほど。