K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『一代 弥山(広島)』日本三景「宮島」を臨む酒蔵。

今回は広島のお酒。

「一代 弥山(いちだい みせん)

地元はカープの優勝で盛り上がっていることだろう。

造るのは日本三景のひとつ「宮島」の対岸にある中国醸造さん。

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原料米には、広島産の八反錦を使用。

大粒で心白も大きく高精米にも耐えうる酒米

精米歩合、麹米50%、掛米55%。

日本酒度+2、酸度1.5。アルコール度数16~17度。

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原酒でアルコール度数もちょっと高め。

ひやおろしと言えども、刺激がある。

それでもひと夏を越している分、円やかになっているのだろう。

冷で飲むと、スッキリしていてキレも良い。

 

常温に戻ると、全体的に円やかさが増す。

穏やかな米の香りも感じられる。

すっきり感も失われず、美味しい。

 

燗にしてみる。

35度程度の人肌で。

米の香りがふわっと立ち上り、味のふくらみを一段と感じられる。

おすすめは、常温~人肌燗。

 

【燗の温度による呼び名】

30度前後  日向燗

35度前後  人肌燗

40度前後  ぬる燗

45度前後  上燗

50度前後  熱燗

55度以上  とびきり燗

 

・・・・・

 

「日向燗」で思い出すシーンがある。

季節は晩秋。場所は屋台のおでん屋さん。

そんな場所にはやや不釣合いな、紳士と淑女が肩を並べる。

 

男性は右京さん。女性は松下由樹扮する弁護士さん。

右京さんが聞く。

「親父さん、それは純米吟醸ですか?」

「はい」

「それを…日向燗で下さい」

「日向燗って何ですか?」

「日向の温度に近い、30度前後の極々ぬるめの燗のことです」

「そうなんですか」

・・・・・

と、まあだいたいそんな感じ。

そう、「相棒」の1シーン。

まあそれはそれとして…。

右京さんが「花の里」で日本酒を傾ける姿、なんとも素敵だ。

あんな風にかっこよくお酒を飲めるようになりたい。

 

ちなみに一番好きなのは伊丹さん。この人も別の意味でカッコイイ。

シーズン的には神戸さんの時代が一番好き。神戸さんもカッコイイ。

 

 

……失礼…また脱線した…。

 

 

広島には美味しいお酒がたくさんある。

瀬戸内の海に沈む夕日を想像しながら頂くことにしよう。