前回に続き、香草系リキュールを。
ドイツのお酒「イエーガーマイスター」
先日知人の店で、30代女子とダーツ勝負をすることに。
私は飲みの余興でやる程度。
その人も半年ぶりにやるらしい。
「これはいい勝負になるのでは?」
そんな予想を尻目に、結果は完敗。
酒の席での余興なので、楽しめれば結果はたいして重要ではない。
ただし、ひとつのルールが…。
その店では、ダーツで負けたら
「テキーラ ショット」
俗に言う「罰ゲーム」だ。
もちろん強制ではないが、その場のノリもあるので潔く飲みたい所。
でもはあまり好きではない(だからのこそ罰ゲームなのだが)
そこで、ショットはショットでも「イエーガーのショット」を頂くことに。
テキーラより甘みもあり、飲みやすい。
一気に飲んでしまうので、味わう間もないのだが…。
場の雰囲気を壊さない程度にお付き合いしている。
ドイツ産の香草系リキュールで、アルコール度数は35%。
ハーブ、果物、草根木皮など、56種類の原料が使われている。
イエーガーマイスターは「狩人の守護聖人」の意味。
「牡鹿の角に精霊を見た人が、のちに聖職者になった」という話しが由来。
雄シカのラベルが印象的だ。
キンキンに冷やしてストレートで。
他にオレンジ、トニック割りなど。
・・・・・
薬っぽい香り、強すぎないアニス系の香りに甘い香りも。
奥にオレンジの香りがいて、気のせいか?クミンも感じる。
口に含むと、最初に甘みを感じる。
オレンジのような果実感があり、苦味は少ない。
深く濃厚な味わい。
余韻に舌にピリッと来るような苦味。
鼻腔から薬草感が穏やかに抜ける。
後味はスムースで、すっきり。
・・・・・
このお酒はテキーラのように飲むのはもったいない。
また、冷やし過ぎないほうがいいのでは?と感じる。
常温のショットで、味・香りを楽しみながらチビチビやる。
それがこのお酒の良さを一番味わえる飲み方ではないか?
|