今日から新年度がスタート。
「春」は変化の季節。環境が変わる方も多いだろう。
また、気温が上昇して活動的になる。
生物的には「のっこみ」?
違うか…(笑)
そして飲み屋は特に何も変わらない。
むしろちょっと落ち着く。
確定申告が終わり、宴会の山を越えて、ちょっと一息つく所である。
今回は、先日久しぶりに来店されたお客様が注文された焼酎を。
(照明の影響で色がうまく出ず。実際のラベルはもっとムラサキ。)
原料に鹿児島県産の黄金千貫と頴娃紫(えいむらさき)という芋を使っている。
白麹で常圧蒸留。
季節限定品だが、大体いつでも買える気がする。
過去の赤兎馬の記事。
ここはやっぱり通常の赤兎馬との飲み比べを。
香りは「紫」のほうが強い。
すっきりとした香りが印象的。
味をみる。
「紫」はドライでシャープ、すっきりした味わい。
「通常品」は柔らかくて円やかな口当たり。フルーティさも。
加水してみる。
「通常品」は水で割ると、優しい味わいの分、印象が弱くなる。
何も加えない方が、良さを感じられそう。
「紫」の方は、シャープさが和らぎ、滑らかさが増して美味しく感じられる。
「紫」は温めても美味しい。
軽めの酒質で飲みやすいが、味わいもしっかり残る。
いろいろな変化が楽しめそう。
例えて言うならば…
「通常品」は、優しくて女性的、ピュアで素直な印象のある、有村架純さん。
「紫」は、ちょっとクールでドライに見えるが、実は懐が深い、桐谷美玲さん。
自分の好みは…。
元気な時に飲むなら桐谷美玲さん。
癒されたい時なら有村架純さん。
……相変わらずゲスな表現で失礼。
自分も「のっこみ」だろうか?
……重ね重ね失礼。
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