最近、いつになく競馬がよく当たる。
こんな時は…
何か悪いことが起きるのでは?
そんな嫌な予感がする。
すると、やっぱり悪いことが…。
昨日からお店の「冷凍冷蔵庫」の調子が悪い。
冷えが甘い。冷えが遅い。
症状から察するに…ガス漏れか?
200V、4枚扉の業務用大型タイプ。
食材のストックの半分以上を担っている、お店には欠かせないアイテム。
とは言え、居抜きで入った店舗。
前のお店から通算して18年以上稼働している。
寿命といえば寿命なのでだろう。
そしてこの不具合の発生が、真夏になる前の時期で良かったのかもしれない。
とにかく早急に対応策を考えなくては…。
数日間は嵐のような展開になりそうである。
・・・・・
今回、紹介するのは「アイラの嵐」という名のウイスキー
「アイラストーム」
スコットランドのグラスゴーに拠点を置く、C.S.ジェームス&ソンズ社がリリース。
アイラのシングルモルトなのだが、蒸留所は未公開。
恐らく「カリラ」ではないか?と言われている。
アルコール度数は40度。
ここはカリラ12年と比較してみよう。
【アイラストーム】
甘く軽やか、軽めの酒質。
スモーキー感は、フィニッシュからアフターにかけてがメイン。余韻は長い。
加水しても、あまり変化はない。
複雑さは少なく、やや平坦な印象。
【カリラ12年】
香りはこちらの方が、断然フルーティ。
ちょっと柑橘っぽい果実の香りがある。
アタックがはっきりしている。味の輪郭がはっきり。
深い甘み。熱さ、熱をかんじる。
厚み、オイリー、重厚感、奥行き、その辺りの印象が全然違う。
スモーク感は、カリラの方が弱い。
余韻も短い。
こちらも、加水するよりはストレートで味わいたい。
どちらがおいしいか?と言うと…
「スモークヘッド」の記事でも書いたが、それぞれ個性がまったく違う。
中身を詮索せず「アイラストーム」なるウイスキーとして楽しめば良いだろう。
個人的には、圧倒的に「カリラ」のほうが好みだが…。
店にあるのは旧ボトル。
今はこんなデザイン。
「アイラの嵐」は思ったより穏やかだったが…。
ウチの店の嵐はどうなるのだろう。
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