K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『アイル・オブ・ジュラ』鹿の島で造られるモルト。

先週は冷蔵庫の搬入などで、バタバタだった。

気か付けば関東地方も梅雨入り。

近年は空梅雨が多かったが、今年はどうか。

 

さて、今回も「島モノ」Maltを。

f:id:kimama2016:20210113074854j:plain

ジュラ島はアイラ島の北東部にある細長い島。

大きさはアイラ島とほぼ同じだが、人口は少なく160人!程度らしい。

その代わり?野生の「アカシカ(鹿)」が 5,000頭!も生息しているとのこと。

なんか…、すごい…。

 

こんな感じか?

f:id:kimama2016:20180611142918j:plain

「ジュラ島」は、バイキングの言葉で「鹿の島」を意味する。

ジュラ蒸留所は1810年に「スモールアイル蒸留所」の名で創業。

1905年に「ホワイト&マッカイ」グループが買収。

ノンピートとヘビーピートの2種類の麦芽を使用し、タイプの違うMaltを造る。

f:id:kimama2016:20210113074936j:plain

今回紹介するのは「スーパースティション(迷信)と名付けられた1本。

ヘビーピートの若い原酒と、ライトピートの熟成原酒をヴァッティング。

そのあとシェリー樽で後熟したWhisky。

 

その迷信とは…

「4月にピートを切り出すと、不吉なことが起きる」というもの。

今でも守られているらしい。 

f:id:kimama2016:20210113075009j:plain

褐色が濃く、独特の熟成香が強い。

口に含むと辛さを強めに感じるが、慣れて来ると穏やかな甘みも。

 

奥の方に熟成感が残る。

そして鼻腔に抜けるスモーキー香。

 

加水すると、独特の熟成香は薄れていく。

フルーティな味と香りが顔を出して、とても穏やかな味になる。

 

加水の有無で表情が大きく変わるお酒だ。

どちらがいいかは好みだが、変化は十分に楽しめる。 

f:id:kimama2016:20210113075037j:plain

余談をひとつ。 

ラベルに刻まれているのは

不滅の神の力が宿ると言われるエジプト十字架「アンク・クロス」

アンクの力を信じる者は、一度だけ生き返るらしい。

 

なるほど。だから「死者蘇生」か!

f:id:kimama2016:20180611160357p:plain

また、ジュラにはこんなのも。

「PROFHECY(予言)」

f:id:kimama2016:20180611160615p:plain

太陽神ホルスの目???

 

・・・・・

 

不思議な刻印に「迷信」や「予言」など、Whiskyっぽくないネーミング。

ちょっと謎めいた蒸留所である。