K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『美田(福岡)』斬新な発想でチャレンジする酒蔵。

7月になった。

すでに真夏の気候だ。

長い夏になるのだろうか…?

 

以前も書いたが、日本はそのうち夏と冬しか無くなるのではないか?

そんな懸念を抱かずにはいられない。

そして「雨季」と「乾季」へ。

熱帯雨林まっしぐら…。

そんな未来予想図が当たらないことを祈る…。

 

・・・・・

 

ウチの店では、7月から「紙巻きたばこ」の喫煙を禁止にした。

「加熱式たばこ」は当面「可」としている。

国の法律より厳しい都の条例案が可決され、屋内禁煙に向けての素地が整ってきた。

ウチは従業員を雇っていないので規制の対象外だが、これに乗っかって実施。

さて、どんな結果になることやら。

 

・・・・・

 

7月最初に紹介するお酒はこちら。

f:id:kimama2016:20180702075622j:plain

造るのは、福岡県の筑後平野にある「みいの寿」

「三井の寿」「美田」のブランドを造る。

「酒造りは、科学とセンスと情熱」がモットーで、常に新しいチャレンジをしている。

 

今回は「美田」ブランドのにごり酒。「山廃」造りの一本。

使用米は、糸島産の山田錦100%。精米歩合70%。

日本酒度マイナス3、酸度2.0。

アルコール度数14度。

栓をした後に瓶火入れ(1回)している。 

f:id:kimama2016:20210608081806j:plain

「開栓注意」の文字があるが、特に問題なし。

天然乳酸を使った「山廃造り」で、独特の酸味がある。

濁っているが、甘酸っぱくてさっぱり飲める。

 

日本酒というよりは「カルピス」や「ヨーグルト」に近いような…。

飲むヨーグルト」よりは酸っぱいが「プレーンヨーグルト」よりは甘い。

そんな印象。

好き嫌いは分かれそうだが、こういう特徴のあるお酒は嫌いじゃない。

f:id:kimama2016:20180702082742j:plain

きめの細かい濁り感。 

f:id:kimama2016:20180702084047j:plain

・・・・・

これだけ暑いと日本酒のオーダーも落ちてくるが…

そこは日本酒党の常連さんのお陰で、消費は順調。

特にこの時季は、品質管理に気を使う。

 

まぁ、ヤバかったら自分で頂くだけだが…w