昭和40年、この世に生を受けて、23年間昭和を生きた。
少年時代、学生時代を過ごしたのが昭和だった。
そして社会人になって1年目。昭和が終わって平成になる。
その後30年間、平成を生きてきた。
来年、新しい年号の時代が始まる。
何もなければ25年くらい、新しい時代を生きるのだろう。
我々の年代の人間は、3つの時代をだいたい均等に生きることになる。
昭和世代、平成世代なんて言われるが、自分たちはどこの世代にも属さない?
「失われた世代」なんてシャレにもならないが…。
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終戦の日の夜、そんな思いにふけりながら…。
今回は、昭和の味を懐かしんで醸したらしい?芋焼酎を紹介する。
造るのは、鹿児島県の「大海酒造」
「海」「くじらのボトル」などが有名。
ラベルは、大海酒造さんの「海」
そして、紅アズマの「紅色」のイメージか。
さて、この焼酎。
その名の通り「紅アズマ」が主原料。
「紅アズマ」というと焼き芋などに使われる品種で、スーパーでもよく見かける。
焼酎の原料に使われるというイメージはあまり無いが…。
裏ラベルを見ると…
鹿児島では、昭和の時代に「紅アズマ」が盛んに栽培されていたとのこと。
当時を知る職人が、昭和の時代を懐かしんで醸した焼酎だそう。
黒麹仕込み。
なんとも優しい味わい。
ストレートで口に含んでも、刺激をまったく感じない。
雑味がなく、滑らかで円やか。
旨みはしっかりあるが、重すぎない。
水割りで。
優しい味わいなので、印象はやや薄くなる。
1:1 の濃い目だが、スイスイ飲める。
心地よい芋の余韻が残る。
お湯割りで。
こちらも優しい味わい。
水割りよりは刺激が強く感じるが、それでも優しい。
じんわりと芋の旨みが感じられる。
流行りのフルーティな焼酎とは違う。
芋感はしっかり残しながらも、円やかで飲みやすい。
ちょうどいい感じだ。
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焼酎、美味しいナ。
安心して飲める。
身体に合ってるのか。
ウイスキーは美味しいけど、異質なものが身体に入って来る感じがする。
焼酎はなんの抵抗もなく、身体が受け入れる。
日本人ってことか?
そして「昭和の味」が安心できるってことは…
やっぱり「昭和世代」ということだな。
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来年始まる新しい時代。
その「元号」は何になるのか?
そもそも誰がどうやって決めるのだろう?
別にどうなってもいいのだが…
「安」とか「晋」なんて文字が入らないことを祈る。