このブログもお蔭様で、200番目のお酒を紹介するに至った。
(追記:以前は通しNo.を振っていて、No.200がこの記事だった。)
節目に何を書こうかと思案したが…
通過点と割り切り普通にセレクトする。
ハイランドのダルモア12年。
蒸留所は北ハイランド、クロマティ湾の入り江添いにある。
創業は1839年、ホワイト&マッカイのキーモルトを造ってきた。
「DALMORE」はゲール語で「川辺の広大な草地」の意味。
古くから周辺の山は「鹿撃ち」の名所で、シンボルマークにもなっている。
こんな感じ?(イメージだが…)
店にあるのは旧ボトル。
最近はこんなデザイン。
今風のデザインで、シンボルマークの鹿が強調されている。
海風を受けながら、シェリー樽主体で熟成…
そのあたりが感じられるだろうか?
お酒はシェリー樽由来の濃い赤褐色。
まず、香りがずっしり重い。蜜ろうのような…
香りだけで酔いそうな気分…。
しかし、口に含むと印象は変わる。
砂糖やカラメルのような優しい甘み。
オレンジのような果実感もある。
加水すると、香りはフルーティに。
味わいも優しくなるが印象は弱まる。
ストレートがおすすめだが、少量の加水は有りだろう。
いずれにせよ、シェリー&潮のニュアンスはイマイチ感じられず。
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