K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『ダルモア12年』北ハイランドの重厚なモルト。

このブログもお蔭様で、200番目のお酒を紹介するに至った。

(追記:以前は通しNo.を振っていて、No.200がこの記事だった。)

節目に何を書こうかと思案したが…

通過点と割り切り普通にセレクトする。

 

ハイランドのダルモア12年

f:id:kimama2016:20180820082923j:plain

蒸留所は北ハイランド、クロマティ湾の入り江添いにある。

f:id:kimama2016:20180827074143j:plain

創業は1839年ホワイト&マッカイのキーモルトを造ってきた。

「DALMORE」はゲール語川辺の広大な草地の意味。

古くから周辺の山は「鹿撃ち」の名所で、シンボルマークにもなっている。

f:id:kimama2016:20180825093913j:plain

こんな感じ?(イメージだが…)

 

f:id:kimama2016:20180820082947j:plain

店にあるのは旧ボトル。

最近はこんなデザイン。

f:id:kimama2016:20180825090032p:plain

今風のデザインで、シンボルマークの鹿が強調されている。

 

海風を受けながら、シェリー樽主体で熟成…

そのあたりが感じられるだろうか?

f:id:kimama2016:20210809172204j:plain

お酒はシェリー樽由来の濃い赤褐色

まず、香りがずっしり重い。蜜ろうのような…

香りだけで酔いそうな気分…。

 

しかし、口に含むと印象は変わる。

砂糖やカラメルのような優しい甘み。

オレンジのような果実感もある。

 

加水すると、香りはフルーティに。

味わいも優しくなるが印象は弱まる。

ストレートがおすすめだが、少量の加水は有りだろう。

いずれにせよ、シェリー&潮のニュアンスはイマイチ感じられず。