日本酒には季節ごとの限定品がある。
9月になって、ひと夏を越した「ひやおろし」の季節だが…
いまだに紹介できていない「夏」限定のお酒がある。
「ブログ用に」と購入した一眼レフカメラ(ヤフオクで買った中古品)
早々に壊れてしまって画像が撮れない…。
再度、中古品を買うべきか思案しているうちに、8月も終わり。
さすがに季節外れになってしまうので、スマホ撮影で妥協しよう。
ピンク色のラベルに「ヤゴ」のデザイン。
【MOMO】は、
「ノゲ」という米の籾(もみ)についているヒゲのような部分があり、
そこがピンク色をしていることから名付けられたそう。
そして【13】は
赤とんぼのヤゴが13回脱皮するからだそう。
(以前書いた記事から引用)
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「酒造りは米作りから」
これが泉橋酒造さんのモットー。
自分たちで作ったお米を、自分たちで精米する。
そのお米でお酒を造る。
そこから生まれる「いづみ橋」
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シンボルマークは「赤とんぼ」
お米が育つ場所で、一緒に育つ「赤とんぼ」
秋の空にたくさんの「赤とんぼ」が飛び交う、そんな故郷を作りたい。
そんな思いから「赤とんぼ」や「やご」がラベルに描かれている。
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使用米は、神奈川県座間産の「神力」
精米歩合は60%。
日本酒度+2、酸度1.6。
アルコール度数はちょっと低めの14度。
穏やかな香り。
夏らしくすっきりした印象ながら、膨らみもある。
滑らかで後味すっきり。す~っと消えて行くような印象。
雑味やとんがった部分がまったく無い。
軽やかで、暑い夏でもスイスイ飲める。
ある意味、日本酒らしくない。
米感も薄いので、ワイングラスで出されたら日本酒だと気づかないかも。
とってもやさしい味わい。
まさに「癒し系生酛」の名に相応しい。
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常連M氏とのやり取りをひとつ。
M氏 「ヤゴ…って?渓流釣りで使う虫のことだっけ?」
私 「それはチョロムシなどの川虫ですね」
M氏 「あ、分かった!ウスバカゲロウの幼虫だ!」
私 「…それはアリジゴクです」
M氏 「・・・」
過去のいづみ橋の記事。