先日「The 世界遺産」なるTV番組で
メキシコの「テキーラ村」が取り上げられていた。
その中で「テキーラのルーツ」について触れる場面があり…。
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旧くメキシコには、先住民族が飲んでいた「プルケ」というお酒があった。
原料のリュウゼツランの茎を削っておくと、樹液がにじみ出て自然発酵する。
しばらくすると、ビールより少し高いアルコール度数の醸造酒になるらしい。
後にメキシコはスペインに征服される。
その時スペイン人メキシコに蒸留技術を持ち込んだのだ。
ここで新たなお酒が誕生する。
スペイン人がプルケを蒸留した酒。
それが「テキーラ」の始まりだった。
メキシコは先住民とスペインの混血の文化と言われるが…
テキーラも2つの酒の融合で生まれた。
そしてメキシコ国民に愛され、メキシコの文化になったのである。
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こんな崇高な話しを聞くと
「パーティピーポーがあおる酒」
「罰ゲームでいやいや飲むお酒」
そんな負の印象が払拭される。
というか、そんな飲み方をするなんて、失礼も甚だしい。
誕生の歴史に想いを巡らせながら
じっくりと味わうべきなのだろう。
今あるのは「サウザ」のシルバー。
ボトルデザインが変わった。
角ばったボトルに変わったのと、にわとり?のイラストが目を引く。
ショットで飲むことが多いTequilaだが、最近よく出るのが…
トニックでアップしたカクテル。
テキーラ・トニック、時にテコニックと呼ばれたりもする。
独特のテイストや香りを殺さずに、それでいて飲みやすく仕上げた一杯。
風味を楽しみながら飲むのに最適。
生ライムを軽く絞るとさらに良い。
無色透明なので画的にはパッとしない。
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テキーラには独特の風味があって、好き嫌いが分かれるお酒。
「パクチー」みたいなものだ。
私は「パクチー」は苦手だ。
「セロリ」もダメ。
テキーラは…
好んでは飲まないが、この飲み方ならいけなくもない。
…。
どっちにしても微妙だな…(汗)
それでも好きな人にはたまらない、ってことだろう。
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