節分、そして立春が過ぎた。
まさに「季節を分ける」が如く、暖かい立春だった。
春はすぐそこまで来ている。
とは言え2月はまだ始まったばかり。
2月はねぇ。飲み屋は毎年、厳しい。
よく「2、8月」はダメと言いわれる。
そしてホントにダメなのだ(汗)
それでも…
確定申告や新メニューの準備など、それなりにやることはある。
来る春に向けて、色々試したりする時期でもあったりする。
・・・・・
店に卵黄だけ使うメニューがあり、卵白だけ残ることがある。
今回は卵白を使った「春っぽい」カクテルを作って見よう。
1912年、英国で誕生したカクテル。
大ヒットした舞台「ピンク・レディ」を記念して作られた。
【スタンダードな処方】
- Dry Gin 45ml
- Grenadine Syrup 20ml
- Lemon Juice 1tsp
- 卵白 1個分
十分にシェークしソーサーグラスに注ぐ。
使うのはこちら。
グレナデンシロップはザクロシロップ。
しかし最近のものはベリー系のシロップで、ザクロは入っていない。
甘味が強く桃色を付けたい時に使う。
早速、作ってみる。
通常の倍以上シェークした。
その名の如く桃色が美しいカクテル。
卵白の効果か。
表面を滑らかな泡が覆っている。
ジンのすっきりした香りを感じる。
口に含むと…
なんとも強烈に「あま~い!」
甘すぎてクラっとする。
レモンを加えているがグレナデンシロップの甘みが切りきれない。
卵白の効果もイマイチ。
多少まったり感はあるのだが…
もっと滑らかでフワッとした口当たりをイメージしていた。
私のシェークが未熟なせいか?
・・・・・
裏メニューで注文は無いと思うが…
このままでは出せないなぁ~
もう少しピリっとした刺激が欲しい。
ここは「ペッパー」を入れて見るか。
おっと。ネタですか?
いや、ホントに(苦笑)
|