ひとりでやって来る女性は数少ない。
アラフォーC嬢はその一人。
最近、彼女の恋愛話しに巻き込まれる男性常連'sが増えている。
巻き込まれたら最後、てっぺん(0時)超えは免れない。
昨夜もふたりのおっさん常連'sが犠牲?になった。
男女の恋愛話は常に盛り上がる。
酒の勢いもあって途中からはエロい話しに。
会社の飲み会だったら確実にセクハラだな(苦笑)
常連さん同士、大いに盛り上がった夜になった。
さて、そんな彼女のお気に入りは「芋焼酎の炭酸割り」
今回は久しぶりに本格焼酎を紹介する。
鹿児島県薩摩半島の中心部、金峰町にある櫻井酒造が造る芋焼酎。
創業は明治38年。
家族経営の小さな蔵だが、原料芋の下処理に力を注ぐ。
「金峰櫻井」は蔵の代表銘柄。
原料の黄金千貫をしっかり磨いて、雑味のない中心部分のみを使用。
白麹の原酒をベースに黒麹の原酒を8 : 2でブレンド。
立ち香が強い。
芋?麹?
やや独特な香りが立つ。
口に含むと、強めの香りとは裏腹に、とても柔らかい口当たり。
含み香は穏やかで、後からほんわりした芋の風味と、控えめな甘みが追いかけてくる。
全体的に角がなく、円やかな味わい。
軽やかで、スッキリ飲める。
1 : 1 で水割り。
同様にスッキリしているが、テイストが薄まることなく味が伸びて美味。
1 : 1でお湯割り。
独特の立ち香は一層強く感じる。
味わいは円やかで、そのギャップに驚く。
穏やかな甘みと滑らかな旨みが口の中に広がる。
個人的にはお湯割りが一番おいしい。
ぬるめのお湯割りも、じわっと旨い。
男と女の話しは尽きぬ。
内容が際どいほど、自然に話しは盛り上がる。
そんな話しができるのも、気心知れた常連さんのなせる業。
今宵はどんな酒席が繰り広げられるのか?
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