時々購入する酒がある。
シェリー酒だ。
スペイン産の酒精強化(フォーティファイド)ワイン。
(醸造過程でアルコール「酒精」を添加し、度数を高めたワイン)
スペイン国内よりは国外での消費が多く、イギリス、オランダなどに多く輸出されている。
日本ではスペインバルなどで見かける程度。
もちろんスーパーなどでは売っていない。
原料は白ぶどうのみ。
ソレラシステムという独特の熟成方法で造られる。
辛口~極甘口があり、辛口は食前、甘口は食後に飲まれている。
今回紹介するのは、辛口(FINO)シェリーの代表格。
ゴンザレス・ビアス社の「ティオ・ペペ」
「ティオ・ペペ」とは「ペペおじさん」の意味。
創業者のおじの名前が由来らしい。
アルコール度数15%。
冷やして頂く。
グラスに注ぐと、白ワインより少し黄色がかった色味。
独特な香りがある。
ブドウの香りだが、白ワインとはちょっと違う。
デラウェア?違うかな。
甲州?甲斐路?どうだろう。
口に含む。
酸味が強く、甘みは全く無い。
香りは独特だが、味はいたってスッキリ、クリア。
食前酒としてはアリだと思う。
全然違う酒だが、イメージは「マティーニ」か?
これだけ酸味が強く甘みが無いと、おいしく感じるかは疑問だ。
うまくアレンジして提供したいのだが…。
どこへ行けばたどりつけるのだろうか?
シェリー…。
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