最近、新しいお客様が来ると、何かの調査員に見える。
別にやましいことは無いのだが(…たぶん)何故か警戒してしまう。
街でお巡りさんを見かけた時と同じだ。
さて、今回はスペイサイドモルトを紹介する。
今では数少なくなった家族経営の蒸留所。
創業は1836年。
蒸留所の裏にそびえるベンリネスの山々。
その恩恵を余すところなく受けて造られるウイスキー。
長い年月をかけてろ過された雪解け水が、最適の湧水となる。
グレンファークラスの特徴は、
過去のグレンファークラスは…
その美味しさを集結した一本。
度数60%のカスクストレングス。
ストレートで試飲。
アルコール感がツンと来るが、深いモルト香にシェリー香を感じる。
ピリッと来るスパイシーなアタック。
度数が度数だけに、舌への刺激は強い。
甘みの中に、微かな香ばしさや苦みあり。
思ったよりドライで、アフターは軽快。
シェリー香が鼻腔に残るが、余韻は短くスッと消える。
加水してみる。
柑橘っぽいフルーティな香りが立つ。
スパイシーなニュアンスも。
味わいはしっとりと落ち着く。
シェリー感が強くなり、甘美で円やかな味わいに。
果実感のあるまったりとした余韻。
ある意味、いつものファークラスが顔を覗かせた印象だ。
ちなみに「GRENFARCLAS」は、
ゲール語で「緑の草の生い茂る谷」の意。
このブログもそれなりに長く綴ってきた。
半分は仕事、半分は趣味の「お酒」とのかかわり。
これからもそんな関係が続くのだろう。
できる限り、このブログにNoteしていこうと思う。
|