ゴルフの全英女子オープン。
弱冠20歳の渋野日向子選手が優勝した。
2018年にプロテストに合格。
今年5月に日本ツアー初優勝を飾っている。
そんなまだ経験も実績も少ない選手が、メジャー大会に初出場で初優勝。
日本人のメジャー制覇は、男女通じても1977年の樋口久子さん以来2人目の快挙だ。
凄いとしか言いようがない。
今回は「日向子」選手にちなみ、ヒマワリ(向日葵)酵母で仕込んだ日本酒を。
つるばら酵母を使った「青煌」ブランドで知られている。
こちらは「ヒマワリ酵母」を使った一本。
新潟産の五百万石を60%精米。
日本酒度は+3~+5の、純米吟醸酒。
独特の甘い香りがある。
口に含むと、若干の苦みとシャープな酸味。
ちょっと山廃仕込みを彷彿させるテイスト。
樽酒のような香りが鼻孔に抜ける。
すっきりドライながら、しっかりした強さも感じるお酒だ。
大偉業を達成した渋野選手。
これからのさらなる活躍に期待したい。
しかし若くして大偉業を達成して、逆に難しくなるのではないか。
メンタルスポーツとも言われるゴルフだけに、ちょっと心配な面もある。
…が、あの笑顔を見ていると
そんな心配も杞憂に終わりそうだ。
過去の武の井酒造の記事。