昨年末から体調を崩した。
だが崩れたのは体調だけでなく、メンタルもやられていた。
こちらの方が何かとシンドイ。
幾多の不調が現れる。
そしてメンタルの調子が悪いとブログが書けない。
書けないことはないが、内容がネガティブになる。
それは避けたい。
ようやく回復の兆しが見えて、そろそろ書けそうな気がする。
そこでこちらの一本。
「写楽」ブランドで知られる蔵だ。
精米60%。
しぼりたてのお酒をそのまま瓶詰め。
冷蔵で貯蔵した、純米にごり酒。
このお酒、特に注意書きは無いのだが…
開栓時、ポンッという快音と共に、王冠が見事にふっ飛んだ。
惨事は免れたが、危なかった。
さて、味わいだが…
最初はやはり強めの発泡を感じる。
甘さの印象と乳酸系の酸味が同居する。
確かに甘めだがしつこい感じは無い。
重すぎず、適度なボディと旨み。
後味はむしろスッキリ。
辛めの余韻も残す。
このくらいの「うすにごり」は好きだ。
濃すぎる「にごり」は個人的にはちょっと…。
・・・・・
気がつけば1月も終わり、立春も過ぎた。
早いものである。
そうやって歳を重ねていく。
これからは身体だけでなく、メンタルのケアもしっかりしなければ…。
大事なのは「バランス」
日本酒だって甘味と酸味の「バランス」が大切。
しかし…だ。
「バランス」ってものは、崩れて初めて分かるもの。
人間って難儀だなぁ。