K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『㐂六(きろく)』黒木本店のプレミアム芋焼酎。

今朝もいい天気だ。

気温は低めだが、空気が澄んで気持ちが良い。

本来ならば絶好の行楽日和である。

間もなく大型連休に突入する。

感染者の少ない観光地には多くの人が繰り出すのだろうか?

気持ちは分かるが、ここは何とかガマンして欲しい。

この状況が改善されず、ダラダラと続くことの方が辛いはずだ。

私は為政者が強い権力を持つことを好まない。

人権が制限されることを警戒する。

しかし…。

安直な行動をする市民を目にするたびに「時に強権力も必要かも」と思う。

コロナによって私の価値観も変えられたのだろうか? 

・・・・・ 

さて、今回はこちらの一本を。

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造るのは、宮崎県の黒木本店

百年の孤独」「中々」「爆弾ハナタレ」など、プレミアム焼酎を多く造る蔵だ。

「㐂六」は自社栽培の黄金千貫と米麹(黒)で仕込まれた一本。

木桶蒸留後、原酒のまま3年間熟成している。

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ちなみに七が3つの「き」の文字は「喜」の草書体。

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香りも味もおとなしい。

ライトな甘みで芋感は薄い。

黒麹、常圧蒸留ながら、酒質は軽やか。

全体的にスッキリしていてキレがいい。

なんか日本酒のような感想だな(笑)

 

蔵のこだわりがイマイチ伝わりにくいテイストだ。

個人的にはもっと芋が主張してくる焼酎が好みである。

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・・・・・

コロナによって多くの人の価値観が変わる。

生活が変わる。

社会が変わる。

経済が変わる。

政治も変わる(かも知れない)

世界の仕組みも変わる(かも知れない)

 

何が大切なのか?

いかに生きるべきか?

失うものもあるが、得られるものもあるハズ。

コロナによって得られた時間で、ゆっくりと考えたい。