店を開いて丸12年が経った。
今年はコロナの影響で周年イベントが出来ない。
そればかりか、常連さんですら来られない人もいる。
それぞれに事情があるので致し方ないが、店の根幹にかかわる問題だ。
そんな中でも最近よく来てくれるのが、30代半ばのW氏。
ウチの常連さんとしては若いが、なかなかよくできた青年だ。
酒には精通しているし、飲み方もきれいで好感が持てる。
他の常連さんのウケも良い。
即戦力として期待がかかる大物ルーキー？だ。
そんな彼がよく飲むのがこちら。
オランダで造られるラガービールで、アルコール度数5%。
誕生したのは1873年。
以来、世界中で愛飲されている。
個人的にだが…
「ハイネケン」って「薄い」「軽い」「水っぽい」…
そんなイメージを持っていた。
しかし飲んでみるとちょっと違った。
飲み口はさっぱりしてフルーティ。
確かに飲みやすいのだが、思ったよりもしっかりとした味わいがある。
重すぎず、軽すぎず、非常にバランスの良いビール。
世界中で愛されているのも頷ける気がする。
・・・・・
郊外で居酒屋を10年以上やっていると、ほとんどが常連＆リピーター。
私もそうだが、みんな当然に年を取っていく。
なので若い常連さんは貴重な存在である。
W氏にはいずれエースナンバーを承継して欲しい。
そのためにはさらにストレートを磨いて…。
…ちょっと何言ってるのか分からない。
もういいわ。
…そのうちクレームが来そうだな（汗）
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