数年前、庭に「ピルベリー」の苗を植えた。
大半が枯れてしまったが1本だけ根付いた。
完全に放置していたのだが、ふと気づくと実が…。
もちろん食べられるようなシロモノではない。
そのうち鳥のエサになるだろう。
それでもちょっと嬉しい。
毎年、実を付けてくれるといいナ。
さて、今回はこちらの「夏酒」を。
造るのは、宮城県の墨廼江酒造。
東北きっての漁獲高を誇る港町、石巻市にある酒蔵。
目指すのは「綺麗で」「柔らかく」「気品がある」酒造り。
今回の一本は…
麹米に五百万石、掛米に蔵の華を使用した特別純米酒。
精米60%。
定番の特別純米の「夏バージョン」だ。
爽やかなフレッシュフルーツを思わせる立ち香。
開栓後、しばらくは発泡感が楽しめる。
口に含むと爽快な酸味が印象的。
辛いというよりは甘みがなく「スキッ」「シャキッ」そんな擬音が聞こえてきそう。
軽やかでもちろんキレも良い。
間違いなく夏向きの日本酒だ。
・・・・・
ベリーの実を見つけたのは、草むしりの最中。
毎年毎年、雑草には苦心させられる。
しかし私は除草剤は使わない。
翌年、さらに強力な雑草が生えてくるのが目に見えている。
そこはうまく折り合いをつけるしかない。
言ってみれば…
「with 雑草」ってところか。
あぁ、崖の上のポニョ(脱走したヤギ)が欲しいw
過去の墨廼江。