最近時間があると、クロスバイクで自宅周辺を走り回っている。
もう30年余りこの地で暮らしているが、知らない事だらけだ。
新たな発見に心が躍る。
自転車はいい。
徒歩では行動範囲が限られる。
車では見過ごしてしまう。
その点、自転車は小回りも効くし、それなりに遠くまで行くことができる。
心配なのは…
ゲリラ豪雨と、パンクかな。
さて、今回はこちらの日本酒。
天山の麓、水清らかでホタルが飛び交う里に蔵はある。
酒造りを始めたのは、1875年(明治8年)
元々は製粉製麺業を営んでいたらしい。
現在の蔵元は6代目。
「知恵」と「チャレンジ」で「天山らしい旨い酒」を目指している。
今回の一本は…
兵庫県産の「山田穂」を75%まで精白。
ちなみに「山田穂」は「山田錦」の母方の品種である。
日本酒度+3、酸度1.8、アルコール度数17度。
無濾過の純米生原酒だ。
甘い米の香りが立つ。
口に含むと…「あれっ?いちご!?」
日本酒度はプラスだが、印象は甘い。
原酒なのでオイリーで濃い。
常連M氏、曰く「かき氷にかけて食べたい」
…。
失敬。
「甘いし濃いし、ちょっとしんどいかなぁ~」と思ったが…
強めの酸が全体を引き締め、後口はサラッとキレ良し。
華やかで艶っぽいお酒だが、くどい感じは無いので、飲み疲れしない。
良い意味で、最初と最後で印象が変わる酒だ。
・・・・・
今年の夏は完全に自粛ムードである。
クロスバイクに乗るのも「不要不急」と言えば確かにそうだ。
でもそれくらいの楽しみはいいだろ。
今度は「ソロバーベキュー」でもやろうかな。
それを You Tube で…
って、ヒロシかっ!
コロナ禍でのちょっとした楽しみを見つける。
それが今の私にできること。
過去の七田 。
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