だいぶ冷え込んできた。
いよいよ冬がすぐそこに。
この季節になると不思議と飲みたくなる酒がある。
熱燗?
お湯割り?
いや「シェリー酒」だ。
なぜ?と問われると返答に窮するが…。
シェリー酒とは?
簡単に言えば、スペインで造られている酒精強化ワインのこと。
(醸造過程でアルコールを添加し、度数を高めたワイン)
シェリー酒には辛口~極甘口まで、いくつかの種類が存在する。
今回の一本は「アモンティリャード」という種類。
辛口タイプの中では中間的な位置づけだ。
(詳しくは専門サイトを探してくれ)
造るのは、スペインのアンダルシアで古い歴史を持つ「バルデスピノ」社。
13世紀にワイン造りを始め、その後何代にも渡る家族経営でその品質を守ってきた。
裏ラベルによると…
単一畑のパロミノ種を100%使用。
8年以上フロール(産膜酵母)の下で熟成。その後6年酸化熟成されている。
ちょっと何言ってるのか分からない!?
知りたければググってくれ(おいおい)
グラスに注ぐとこんな感じ。
薄い褐色で、サラッとしている。
アルコール度数は18度。
独特の香味に酸味。
熟成を経た複雑な味わい。
甘みは無く「クセが凄い」辛口白ワインを飲んでいるかのよう。
ところがコイツがクセ者で、人によっては病みつきになる。
味の濃い、油っぽい料理にはピッタリ。
口の中をリフレッシュしてくれること、間違いなし。
・・・・・
晩秋には得もしれぬ寂しさに包まれる時がある。
そんな時、無性に飲みたくなるのがシェリー酒だ。
何故かはわからない。
シェリーの愛が すべてを包むからだろうか。
尾崎かっ!?
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